体重はどの位変化する?羊水・胎盤の重さは?

体重ってどのくらい増えていいの?

妊娠中期を過ぎるとおなかの赤ちゃんの成長とともに、体重はぐんぐん増えていきますね。
「増えすぎは注意」と言われるけれど、いったいどれくらいまでなら大丈夫なのでしょう?

体重管理はなぜ必要?

適正な体重増加がなぜ大切かをまずは見ていきましょう。

体重増加のうちわけは?

赤ちゃんの体重以外に、妊娠によって増えるものがあります。

体重が増えすぎるとなぜいけないの?

体重増加による母体や分娩時の弊害を知っておきましょう。

体重が少なすぎるのも問題があります

体重管理を意識しすぎて、体重が少なすぎる人も最近は増加傾向にあるようです。

妊娠中に適度な体重を保つには?

体重管理の具体的な方法を見ていきましょう。

臨月時の体重増加の目安は?

体格区分別に適正な体重増加の値を知っておきましょう。

適度な体重管理をするには?

  • こまめに体重測定をする
  • 1週間で300g以上増やさない
  • 3度の食事をきちんととり、間食を減らす
  • 量よりもバランスを考えて
  • 適度な運動を心がける

おなかの赤ちゃんの健康のためと思って、前向きに体重コントロールに臨みましょう!

それぞれについて詳しく見ていきましょう!

体重管理はなぜ必要?

つわりの時期が過ぎると、妊娠前よりおなかがすくものですね。

けれど「赤ちゃんと2人分」は昔の話。食生活が豊かな現在では、適度な量と、栄養バランスが大事なのです。

体重増加のうちわけは?

赤ちゃんは3kg前後で産まれてくるのに、もっと体重が増えるのはなぜなのでしょう?

妊娠中の体重増加にはちゃんと理由があって、そのうちわけは下記の通りと言われています。

  • 胎児の重さ→約3kg
  • 胎盤の重さ→約0.5kg
  • 羊水の重さ→約0.5kg
  • 妊娠によって増加する子宮・乳房・血液などの重さ→約4kg

上記を合計すると「約8kg」ということになりますね。

これにプラスして妊娠によるホルモンバランスの変化で増える脂肪や水分の蓄積があります。

体重が増えすぎるとなぜいけないの?

体重増加による弊害には下記のようなことがあります。

  • 妊娠中に妊娠高血圧や妊娠糖尿病などの合併症をおこしやすくなります。
  • 分娩時の微弱陣痛の原因になることがあります。
  • 脂肪がつきすぎると産道が狭くなったり、赤ちゃんが大きくなりすぎることで難産になる傾向があります。

体重が少なすぎるのも問題があります

一方で、ここ数年増加傾向にあるのが、妊娠中に適正に体重が増えないママです。

「小さく産んで大きく育てる」ことは、安産神話のひとつですが、極端に抑えすぎると、低出生体重(2500g未満)で赤ちゃんが産まれる原因にもなります。

なにごとも適度であることが大切ですから、体重管理に躍起になりすぎて、必要な栄養まで抑えることはしないように心がけたいものですね。

妊娠中に適度な体重を保つには?

それでは具体的な体重の管理について見ていくことにしましょう。

ポイントは、食事は量よりバランス。プラス、適度な運動です!

臨月時の体重増加の目安は?

2006年に厚生労働省が出した、妊娠中の推奨体重増加の目安は下記の通りです。

これはBMI(Body Mass Index)という体格区分によって分類しています。

  • やせ形の人(BMI=18.5未満)→9~12kg
  • 標準の人(BMI=18.5~25未満)→7~12kg
  • 肥満形の人(BMI=25以上)→個別対応(目安は5kgくらい)

※BMIは「体重(kg)÷[身長(m)]2で計算します。

適度な体重管理をするには?

こまめに体重測定をする

妊娠していないときも同じですが、体重管理で最も大事なのは、現状を知ることです。定期的に、少なくとも1週間に1回は体重計に乗って、体重の変動を記録しておきましょう。できればグラフなどを作って、目に付くところに貼っておくといいですね。

1週間で300g以上増やさない

1週間で増えてもよい体重は多くて300gまで。500g以上増えていたら要注意です。そんなに細かいチェックは難しいと感じる人は、1ヵ月に1kgまでを目安に管理していきましょう。

つわりの時期が終わったら3度の食事をきちんととり、間食を減らす

おなかがすくからと、ダラダラ間食するのはやめましょう。食事の時間にできるだけきちんと栄養をとるようにしましょう。

ご主人の帰宅が遅く、夕食を夫婦一緒に食べるために「待っている間の我慢がつらい!」という人は、3食分を4回に分けて食べることがおすすめです。夕方におやつ程度の軽食をとって、夕食にはご主人より軽めにおさえて食べましょう。

量よりもバランスを考えて

糖分、脂肪分は体重増加につながるので控えめに。塩分も妊娠高血圧の原因になったり、主食の食べ過ぎにつながるのでできるだけ少なめにしましょう。母体のためにも赤ちゃんのためにもバランスが大切ですから、野菜を多めにして満腹感を得て、タンパク質、鉄分、カルシウムの摂取も心がけましょう。

適度な運動を心がける

「妊婦は安静に」と言われますが、適度な運動は必要です。歩くことは母体にも胎児にもなんの悪影響もありませんから、安定期に入ったら毎日1時間程度のお散歩やウォーキングはおすすめです。日常的な家事ももちろんOK。

最近は、体重が適正であっても、筋力が弱いことで難産になる人も増えているそう。適度な運動はカロリー消費だけでなく、筋力をつけることで、お産への備えにもなるんですよ。

ウォーキングや家事をしても体重が増え続ける人は、医師の指導のもとでマタニティスイミングやマタニティビクスを試してみるのもよいかもしれませんね。

「体重管理って大変…」と思ってしまいがちですが、ママと赤ちゃん2人分の大切な健康管理です。

「大事なおなかの赤ちゃんが、すこやかに育って産まれてきてくれるため」と思って、赤ちゃんと一緒に二人三脚でやるつもりになれば、体重管理も楽しくなりませんか?

update : 2018.10.01

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