紙おむつのしくみ

紙おむつのしくみ

意外に複雑な「紙おむつ」のしくみを一緒に見ていきましょう!

紙おむつってどうなっているの?

みなさんは初めて紙おむつを手にしたときどう感じましたか?

「こんなに薄くて大丈夫?」と思ったかもしれませんね。

タオルくらいの薄さなのに、どうしてあんなに数回分のおしっこを吸収できちゃうんでしょう?それはもちろん、おむつの中に、おしっこをたくさん吸収して逃さない、さまざまな技術が隠されているから。

でも、紙おむつを開いてみたことがある人は少ないかもしれませんね。

意外に複雑な「紙おむつ」のしくみを一緒に見ていきましょう!

まずは、紙おむつを分解してみると…

紙おむつは、「テープタイプ」と「パンツタイプ」でつけ方は異なりますが、中の構造はほぼ同じで、たくさんの層からできているんですね。こんなこと、初めて知った人も多いのでは?

外から見ただけではわからないですが、こんなに何層にもなっていることで、表面はやわらかでなめらか、おしっこの水分はガッチリ吸収して肌に戻さず、通気性も高くつくられているのです。

紙おむつの素材

ムーニーのパッケージには、材料はこんなふうに書かれています。

では、紙おむつのしくみとあわせて見ていきましょう!

表面素材

赤ちゃんへのやさしさの決め手、表面素材はどんなものでできているのでしょう?

表面材

ポリオレフィン、ポリエステル不織布

「表面材」とは紙おむつの一番外側の部分を指しています。

「ポリオレフィン」とはポリプロピレン、ポリエチレンの総称のこと。

紙おむつの表面素材は「不織布」という、繊維を織らずに絡み合わせた布でできています。不織布は用途に応じて機能や形状を自由に変えられる特性があるため、厚いもの・薄いもの、密度が高いもの・低いもの、手触りがふわふわなもの・つるつるなものなど、多様なものがあります。だから紙おむつだけでなく、おしりふきや、生活の中のさまざまなものに使われているのですね。

紙おむつに使われる不織布は、肌触りがやさしいだけではありません。肌に直接ふれる面は、おしっこを素早く吸水材に送るために、吸水性、吸汗性が高く、逆戻りしない構造になっています。だからいつも表面がサラサラで、赤ちゃんのおしりが濡れたままにならないのです。

こうした共通点がありつつ、紙おむつ用の不織布もさまざまで、手触りもいろいろ。

赤ちゃんが気持ちよく感じるには、ママがまず触ってみて、「肌にやさしそう!」と感じるものを選んであげたいですね。

だから、ナチュラルムーニーでは日本で初めて*、オーガニックコットンを表面材に配合したり、ムーニーエアフィットは絹のような極細繊維のエアーシルキー素材にするなど、ふわふわでなめらかな赤ちゃんの肌触りにとことんこだわっています。

※日本国内の主要ベビー紙おむつの表面シートにおいて。 2016年3月 ユニ・チャーム調べ

内側素材

外からは普段は見えないおむつの内側。いったいどんな素材でできているのでしょう?

紙おむつは多層構造

紙おむつは、おしっこやうんちを吸収し、おむつ替えのときまでもらさずに、赤ちゃんが快適に過ごせるために、多層構造でできています。

紙おむつの内部

表面素材の下には「吸収紙」という、おしっこをキャッチしてすばやく内部に送り込む役割の素材があります。

その下には「綿状パルプ」に包まれた「高分子吸水材」があり、ここでおしっこを吸収します。高分子吸水材は最初は粉状ですが、水分に触れるとジェル状になることで、おしっこを外にもらさないのです。

綿状パルプの外側には「防水材」と呼ばれる、吸収したおしっこを外にもらさない働きをする素材があり、その外側が表面素材となっています。

吸水材・防水材

紙おむつの最大の特徴であり、普段は見えない吸水材。なぜ数回分のおしっこを吸収できるのでしょう?

紙おむつの中心

吸水材

綿状パルプ、高分子吸水材、ポリオレフィン不織布

「吸水材」とは、紙おむつの内部でおしっこをしっかりキャッチする部分です。

吸水材は、ポリオレフィン不織布と綿状パルプに包まれた高分子吸水材(高分子ポリマー)からできています。

表面材を通ってきたおしっこは、まずポリオレフィン不織布と呼ばれる部分で広がり、素早く綿状パルプと高分子吸水材へと送り込まれます。

おむつはそもそもおしっこやうんちを吸収するためのものですが、紙おむつは布おむつに比べてたくさんのおしっこを吸収することができます。それを可能にしたのが、この「高分子吸水材」なのです。

高分子吸水材は使用前はさらさらの粉末状の物質で、それ自体の重さの約30倍以上ものおしっこを吸収し、さらに吸収したおしっこをジェル状に固める力を持っています。だから数回のおしっこでももらさずにおむつの内部に固めておくことができ、おしっこをした後のおむつを押しても、しみ出しにくくなっているのです。

※写真は、尿の代わりに人工的に作ったブルーの液体をムーニーに染みこませた状態です。

防水材

「防水材」とは吸収したおしっこやうんちを外にもらさないための素材です。

ポリオレフィンフィルム製の防水シートでできています。ムーニーやマミーポコの防水シートは液体の外モレを防ぐだけでなく、通気性(透湿性)もばつぐん。

シートの全面に肉眼では見えないミクロの穴があいているので、おしっこなどの液体はもらさず、おむつの中の湿気(気体)だけを外に逃します。だから、おむつの中はいつもムレずに、赤ちゃんが快適というわけです。

たくさん吸収できるといっても、おしっこを吸った吸水材は湿った状態。おむつのムレを防いで赤ちゃんの肌を守るためには、やっぱりこまめなおむつ替えをしてあげてくださいね。

テープの素材

テープタイプおむつに欠かせないテープ。おむつをとめる以外にも役割があります。

止着材

「止着材」とはおむつをとめるテープのこと。ムーニーではポリオレフィンの面ファスナーが使われています。

テープタイプの紙おむつは、背中側のウエスト部分についたテープを、おなか側のテープに貼り合わせることでパンツのような形になります。

同じ月齢や体重でも赤ちゃんの体型はそれぞれなので、テープを貼る位置を変えることで、赤ちゃんにぴったりフィットさせるサイズ調節の役割もあります。

ムーニーはお肌にやさしいしなやかテープを採用。赤ちゃんのお肌にやさしい素材で、指のひっかかりが無い段差レス設計になっています。

ギャザー

紙おむつはあんなに薄いのに、おしっこがもれにくいのは、吸水材の働きだけではないのです!

赤ちゃんが寝返りをうったりしても、紙おむつはおしっこやうんちがもれにくくつくられています。それは、吸水材がおしっこを固めてくれているからだけではないのです。

紙おむつの太ももまわりには、包み込むような形状のギャザーが付いています。これが堤防の役割をして、すき間からおしっこやゆるゆるうんちがもれることを防いでいるのです。

おむつをつけるときに、このギャザーが倒れてしまっては役割を果たせなくなってしまうので、おむつ替えの最後に、きちんとギャザーが立っているか確認して、正しくつけてあげましょう。

ムーニーはやわらかくのびる素材をギャザーに採用しています。だから、しめつけずにあしぐりにフィットして、おしっこをもらさないのです。

その他の素材

伸縮材

「伸縮材」は赤ちゃんの体型やからだの動きに合わせてフィットし、おむつ替えをラクにするために、おむつに伸縮性を持たせるためのもの。ポリウレタンが使われています。

結合材

おむつの各パーツをくっつける「結合材」は、スチレン系エラストマー合成樹脂をホットメルトと呼ばれる糊のようなもので粘着しています。

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