ミルク授乳ママの悩みを解決するアイディア
ほんの1・2年のこととわかっていても、赤ちゃんが産まれてからすぐに始まる授乳にはさまざまな悩みがつきものです。母乳と違っていろいろな道具が必要なミルク授乳について、先輩ママはどのように授乳の大変さを乗り切ったのか、アンケートで寄せられた生の声をご紹介します。
アンケート実施期間:2005年9月14日~9月20日
アンケート対象:ベビータウン会員(回答者数=2,789名)
ミルク授乳をラクにするコツ
母乳と併用のママは「母乳に比べればミルクは天国」という人が少なからずいたほど、ミルクの授乳は比較的姿勢に自由がきくので悩みも少なめ。それでも一日に何度も行いますから、腰痛や肩こり防止のための工夫はみなさんしているようです。
グッズを使う
母乳授乳同様、「授乳用クッション(枕)」はミルク派にも大人気。ほ乳ビンを持つ手の固定にもちょうどよいようです。専用クッション以外にも、タオルや座布団を上手に取り入れるママも多数。
他の人に代わってもらう
そうです!ミルクの最大のメリットは「ママでなくても授乳できる」こと。「他の人」の代表はもちろんパパです。
私はこうした!(先輩ママのコメント集)
ミルク授乳に役立つのはどんなグッズや姿勢でしょう?
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マクラやクッションを使って授乳し、微妙な調整はタオルで。
(岐阜県/1男のママ)
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自分が体育座りをして座椅子や壁にもたれて、向かい合うかたちで子どもを自分の太ももにもたれさせると、首がすわってないときでも両手があく。
(兵庫県/1男のママ)
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とにかく、腕で頭をささえると腕が疲れたりするので、あぐらをかいて少しゆったり寝かせながら飲ませてあげるとラクでした。哺乳瓶は、ガラスを使いたかったので比較的軽量なタイプを探しました。
(兵庫県/1女のママ)
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「ミルクだよ」と声を掛けて飲み始めたら「美味しいね」って言っています。最近はミルクを見たら自分から飲む姿勢に入ります。
(兵庫県/1女のママ)
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姉の子で練習した。
(愛知県/1男のママ)
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ソファに座り、便利なUの字型のクッションを使い、肩の力をぬいてあげていました。首がすわり始めた頃の日中は、ぽかぽかな場所で、Uの字クッションに赤ちゃんの体を寝かし、45度位で、となりに添い寝をしてあげたりしていました。
(東京都/1女のママ)
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ソファに座って背にクッションを当ててやったので、自分にとっても赤ちゃんにとっても楽な姿勢でした。必ず背は壁かソファに寄りかかった方がいいですよ。でないと腰痛がおこるので…(椎間板ヘルニアの経験もちには…)
(北海道/1男1女のママ)
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今までちょっと赤ちゃんの首などを気にして、緊張して授乳していたのですが、おじいちゃんが、あぐらの上にポソッと乗せていたら、今までより良く寝るのを見て、私も楽な姿勢でリラックスしてあげるようにしてみたんです。そしたら、自分も楽だし子どもも良く飲んでくれています。
(栃木県/1女のママ)
外出先でのミルク授乳をラクにするコツ
母乳授乳とはちがって、ミルクの場合、外出先で大変なのは与えることより「作る」こと。悩めるママたちは「授乳室がある施設でもお湯がない!」と嘆いている人が多数でしたが、ラクだと思っている人は「お湯がもらえる施設が増えた」と答えています。地域などによって格差があるのかもしれませんね。
お湯の持ち運びはきっぱり二手に分かれ、「熱いお湯と冷めたお湯を両方持ち歩く派」と、「あらかじめ50~60度に冷ましたお湯だけを持ち歩く派」がいました。適温になっているかは、家を出てからの時間によるので、スケジュールがみえないときは前者、みえているときは後者が便利かも。
外出先でのミルク授乳は、母乳以上に選ぶグッズが重要です。
お湯がもらえる場所があるか事前にチェック
目的地や行く途中で、授乳できる場所だけでなく、お湯がもらえる場所があるか事前にチェックするママが多数。デパートやスーパーの授乳室にはお湯がもらえるところが増えているそうですから、近くで探してみましょう。もしも目的地にない場合でも、コンビニやファミリーレストランならほとんどお湯はもらえるそう。確かにそうですね。
計画的に行動する
外出している時間によって、授乳の回数が変わり、その分持ち歩くお湯やミルクの量が変わるので、なるべく計画的に行動すべし、というのが先輩ママのアドバイス。
グッズを使う
外出先でのミルク授乳の三種の神器は、ほ乳ビン、魔法瓶、ミルカー(ミルクを小分けするケース)。これの発展系が、紙コップの使い捨てほ乳ビン、ほ乳ビン専用の保温剤、名刺サイズのチャック付きビニール袋(粉ミルクを1回分ずつ入れる)、スティックタイプの粉ミルクでした。
私はこうした!(先輩ママのコメント集)
荷物を減らしたり、適温のミルクを与えるために、ママたちはどう知恵をこらしているのでしょう?
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沸かしたお湯を小さめの魔法瓶に入れていくと、2,3時間でちょうどいい温度になる。ミルクも1回分を小分けにして持っていく。裏技としてヨーグルトのプラスチック容器(500ml)がオススメ。まだお湯が熱かったら、ヨーグルトの容器に水を入れ、哺乳瓶にはお湯を入れて、そのままヨーグルトの容器に浸せばお湯を適温まで下げられる。お水ならレストランでも駅ででも、たいてい手に入りますから。
(神奈川県/1女のママ)
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一人目の時は、水筒にお湯を入れて、スティックタイプの粉ミルクを持って出かけていましたが、今は、使い捨ての紙でできた哺乳瓶があるので、それを持っていけば割れる心配もないし、がさばらない。あと、お湯は覚まして持って行かなくても赤ちゃんの水」のようなものが売られているので、それとお湯とをまぜて調乳すれば、楽。
(宮城県/2男のママ)
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外出先での授乳は荷物が多いし、場所が限られているので大変なイメージがあるけど、バッグや哺乳瓶ケースをおしゃれなものにすると、楽しく授乳できました。自分の気に入ったものを持ち歩くと気分が良くなって、大変なこととは思わなくなります。
(北海道/2女のママ)
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出掛けに熱湯を哺乳瓶に詰めて、2~3時間後に与えていた。やや冷めていることもあったが、冷めるほど時間があくとおなかもすいているので、子どもも文句言わずに飲む。また、魔法瓶を持っていったときは、熱湯にミルクを溶かした後、ペットボトルの冷水を混ぜて温度を調節していた。時々熱すぎたりすることもあったが、お陰で口に入れる物は吟味するようになり、誤飲はしたことがない。「常に最高の状態を保つと人間進歩しない」と思うことが悩まない一番のコツだと思う。
(東京都/1女のママ)
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子どもが持って飲めるようにドーナツ型の哺乳瓶やスパウト(平たいストローのような吸い口)タイプなど、哺乳瓶にこだわり、「見せる授乳」に心がけた。周りからカワイイと声をかけられたり、スパウトタイプはベビーカーにも取り付けられて便利だった。
(東京都/2女のママ)
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外出する時は、主人と出かけることが多く車での外出が多かったので、お湯をたくさん持っていっても私か主人が持てばいいのであまり悩まなかった。
(東京都/1女のママ)
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飲食店へ行くと大体、ミルク用のお湯くらいは提供してくれます。出かける前によく行き先をチェックしてお湯を持っていくべきかどうかを判断する。結構、水筒を持っていくのって荷物になって大変ですからね。あと、授乳のタイミングには出かけない。授乳と授乳の間の3~4時間の間に家へ帰ってこられるように、こちらが子どもに合わせる。
(三重県/2男1女のママ)
update : 2005.12.07
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