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生後2歳3ヶ月~5ヶ月の赤ちゃんの成長とお世話

2歳から2歳半くらいまでの間に、これまで聞いてため込んでいた言葉が、どっとあふれ出す「言葉の爆発期」がやってきます。言葉の発達には大きな個人差がありますが、心配な場合は、小児科医や保健センターなどで相談しましょう。子どもの言葉の発達をサポートするには? 叱るときは? 指先も器用になって、ドアノブを回したり、ひねったり、お絵描きで曲線も描けるようになってきました。このころの子どもの成長とお世話のこと、ご紹介します。

監修者プロフィール

宮野孝一(みやのたかかず)先生
みやのこどもクリニック院長

青森県出身。昭和55年弘前大学医学部小児科教室に入局。同大助手講師。 秋田赤十字病院、盛岡赤十字病院、三沢市立三沢病院小児科科長、青森市民病院小児科部長、平成6年墨田区賛育会病院、江戸川区池下クリニック副院長後、平成10年、クリニックを開業。医学博士、小児科学会認定専門医、 日本アレルギー学会認定医、昭和大学医学部兼任講師、日本小児科学会、日本小児アレルギー学会、日本アレルギー学会、日本小児血液学会、日本小児内分秘学会、日本小児保健学会、日本新生児学会に所属。「わかりやすい説明」がモットー。

生後2歳3~5ヶ月の赤ちゃんの成長の様子

生後2歳0~5ヶ月 身長・体重のめやす

■男の子/身長81.1~92.5cm 体重10.1~14.6kg

■女の子/身長79.8~91.2cm 体重9.3~13.7kg

  • 厚生労働省/平成22年乳幼児身体発育調査報告書より

「言葉の爆発期」がやってくる!

言葉の発達はとても個人差が大きく、言葉で表現するのが遅い子どもはたくさんいます。一般的に女の子より男の子のほうが遅いでしょう。ところが、2歳になるとほとんどの子どもがドッとしゃべり出します。2歳から2歳半までを、「言葉の爆発期」と呼ぶ専門家もいます。2歳児はこれまで聞いて学んでいたことが、言葉となって声となって爆発的に出てくる年齢なのです。

手や足、耳、目、おへそなど、体の部分の名前もいくつか覚えられるようになります。1歳児のころは、どこか痛いところやかゆいところがあるとき、全部「ポンポンが痛い」と表現していたのですが、足という体の部分を認識したうえで、「足が痛い」と言葉でも伝えることができるようになってきます。言葉の発達は知的発達の証です。

この時期を迎えても言葉が出てこない子や明瞭に喋ることができない子もいます。心配なら、かかりつけの小児科医や地域の保健センターなどで相談してみましょう。

細かな手指の動きができるように

手指の動きも細かな動作ができるようになってきます。これまでは、絵本を渡すと一度にたくさんのページをめくったり、3~4枚一緒にめくったりしていましたが、このころになると、1ページずつめくることができるようになります。

絵を描くときには、クレヨンなどを紙にぶつけるようななぐり描きや、縦や横の線描きが主でしたが、まあるい曲線が描けるようになってきます。

身のまわりのことでも、手を使う動作がとても達者になってきます。ドアノブを回して開けたり、水道の蛇口をひねって水を出したり、また逆にひねって、水を止めることもできるようになります。

一人遊びができるようになる

ママがそばについていなくても、かなり長い間、一人でいろいろな遊びを楽しむことができるようになります。絵本のページをめくりながら一人でながめていたり、積み木を電車に見立てて「しゅっぱーつ!」などと言っていたり……。

男の子と女の子の性差はまだあまり目立ちませんが、おままごとが好きになる女の子、乗り物に興味を示す男の子も出てきます。

一人遊びができるようになる一方で、人とのコミュニケーションもとれるようになってきます。おしゃべりが好きになって、盛んにママやパパやまわりの大人に話しかけたり、公園でよく出会う友だちの名前を覚えて、「○○ちゃん」と話しかけることができるようになります。社会性が発達してきたのです。

生後2歳3~5ヶ月の赤ちゃんのお世話

言葉の発達をサポートする方法

言葉がどっとあふれ出てくる言葉の爆発期。子どもが話しかけてきたら、きちんと耳を傾けて対応しましょう。このころになったら、もう親が赤ちゃん言葉を使う必要はありません。

たとえば、「魚」は「さかな」でいいのです。子どもが「さかな」と言えずに「チャカナ」と言うのは仕方がありませんが、親もいっしょに「おチャカナちゃんを食べようね」と言っていると、「サシスセソ」が「チャチチュチェチョ」とインプットされてしまいます。

いろいろな場面でとにかくたくさん話しかけましょう。子どもは色の認識も進んでいるので、「信号が赤のときは渡れないね」「青になったよ。右見て左見て渡ろうね」。

上、下、真ん中など空間の認識もできてきたので、「上を見てごらん。お空が青いね」「下を見てごらん。石ころがいっぱいあるね」と。

特別な工夫はいりません。ママやパパが感じたことを素直に話しかけるだけでいいのです。

子どもが何か言いたそうにしていたら「〇〇ちゃんは××って言いたかったのかな?」と気持ちを代弁したり、そのときの状態を言語化したりすると、子どもはさらに会話に前向きになるでしょう。

子どもの叱り方は?

言葉の理解が進むと、危険なことをしようとしたときも、普通の言葉で叱るだけで理解できるようになってきます。たとえば、熱いストーブに触ろうとしたとき、1歳児なら「アチチだよッ!」と手をつかんだり、ママが顔をしかめるなどボディランゲージを主にしながら、危険なことを教えてきました。でも、2歳になると、普通の言葉で説明しても理解できるようなってきます。

2歳になると、「○○だから、こうなるのだ」という「理屈」をある程度、理解できるようになるからです。「熱いストーブに触ると、やけどをする。だから触ってはいけない」と、きちんと説明しましょう。

「○○ちゃんにやけどさせるなんて、いけないストーブね。悪いストーブはどっかに行っちゃえ」などというのは、物語としてはおもしろくても、「理屈」になりません。この世に誕生してまだ2年ちょっと。理屈が少しわかってきたなんて、なんという成長なのでしょう!

雨の日は、どうすればいい?

個人差はありますが、大半の子どもは、じっとしているのは眠っているときだけ、というぐらい、体を動かすことが好きです。このため、雨の日に家に閉じこめられると、とても不機嫌になります。子どもがエネルギーをもて余していたら、家の中に閉じこもらずに、雨の日もお出かけしましょう。もちろん、台風や雷が鳴っているような、危険な雨の場合は別です。

晴れた日とは違う湿った外気を肌で感じたり、レインコートを着て傘をさすだけで、子どもは気持ちがウキウキ。いつもと違う「長靴」や「水たまり」「ざあざあ降る雨」に、好奇心がかきたてられます。

update : 2020.05.22

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