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生後6ヶ月の赤ちゃんの成長、産後6ヶ月のママの状態は?

生後6ヶ月、ハーフバースディ、おめでとう!! おすわりができるようになると、赤ちゃんは3次元の世界に突入。「魔の6ヶ月」は、激変した世界に戸惑っているから? 離乳食のこと、6~7ヶ月健診のこと、パートナーを育児に巻き込むには? 一時保育のことも気になります。赤ちゃんの発達のこと、お世話のしかた、ママの体と心のことも、知っておきましょう。

「生後6ヶ月の赤ちゃんの成長の様子・お世話」監修

宮野孝一(みやのたかかず)先生
みやのこどもクリニック院長

青森県出身。昭和55年弘前大学医学部小児科教室に入局。同大助手講師。 秋田赤十字病院、盛岡赤十字病院、三沢市立三沢病院小児科科長、青森市民病院小児科部長、平成6年墨田区賛育会病院、江戸川区池下クリニック副院長後、平成10年、クリニックを開業。医学博士、小児科学会認定専門医、 日本アレルギー学会認定医、昭和大学医学部兼任講師、日本小児科学会、日本小児アレルギー学会、日本アレルギー学会、日本小児血液学会、日本小児内分秘学会、日本小児保健学会、日本新生児学会に所属。「わかりやすい説明」がモットー。

「産後6ヶ月のママの状態」監修

藤本薫(ふじもと・かおる)先生
看護学博士

臨床助産師9年を経て、(前)横浜市立大学看護短期大学部助手、(前)東邦大学医学部看護学科講師、北里大学看護学部講師、東京医科大学医学部看護学科准教授を経て、2018年4月より文京学院大学保健医療技術学部教授。専門は、母性看護学、ウィメンズヘルス看護学、助産学。「周産期ケアマニュアル」「女性のライフサイクルとナーシング」「看護学生のための実習記録の書き方」の部分執筆、「Women’s Health and Wellness Across the Lifespan」の部分翻訳など担当する。認定産後ケアリスト(産後ケア協会)のテキスト作成や養成講座にも携わる。

生後6ヶ月の赤ちゃんの成長の様子

生後6ヶ月 身長・体重のめやす

■男の子/身長63.6~72.1cm 体重6.4~9.6kg

■女の子/身長61.7~70.4cm 体重6.1~9.1kg

  • 厚生労働省/平成22年乳幼児身体発育調査報告書より

乳児期の身体発育の速さは、人生で最大の最速スピードです。生後1年で体重は3倍、身長は1.5倍にもなるのですから。そんな乳児期も後半に突入。母子健康手帳にある発育曲線を見るとわかるように、これまでの乳児期前半の急激な増加に比べると、6ヶ月ごろからの増加カーブは少しゆるやかになっていきます。それでも、体重の1日増加は約10~20gぐらい、身長は1ヶ月に1cmぐらい伸びています。

おすわりができる赤ちゃんも

生後6ヶ月になると、ママが赤ちゃんのわきの下を両手で支えたりしなくても、少しの間ならすわれるようになる赤ちゃんもいます。おすわりができるといっても、まだ少しの間ですし、背中が丸まっていたり、両手を体の前の床についたり、横や後ろにコロンと転がってしまうことも多いでしょう。

転んだ拍子に、後頭部やおでこをぶつけて、タンコブをつくったりすることもありますから、おすわりをさせているときは、赤ちゃんの前後に座布団やクッションを置いて、そばで注意して見ていましょう。

「おすわり」は、首のすわりと同様に赤ちゃんの発育、発達を見るうえで重要なポイントです。おすわりができるようになると、赤ちゃんの世界は激変します。これまで2次元の平面だった眺めは、「高さ」という3次元の概念が加わり、遊びの幅も認知の幅もグッと広がるのです。

「魔の6ヶ月」という言葉を聞いたことはありますか? 「魔の3週目」「魔の3ヶ月」など、なぜか3の倍数のときに赤ちゃんがぐずりやすくなるという都市伝説!?があるのですが、これらはいずれも発達の節目にあたっています。

生後6ヶ月も「おすわり」という大きな発達イベントを迎えて、赤ちゃんが心身ともに不安定になるとき。いつもよりぐずったり、甘えたり、寝つきが悪くなったりすることがありますが、発達の課程と受け止めましょう。

健診でおすわりができていると判断する目安は、支えてもらわずに赤ちゃんが一人ですわれるかどうか、ということ。6ヶ月から7ヶ月ころには、ほとんどの赤ちゃんが数秒間は支えなしですわれるようになります。

早い子は歯が生え始める

赤ちゃんが口を開けると、下の歯ぐきにポッチリとした白い物が見えてきた……。こんなふうに下の前歯が2本生えてくる赤ちゃんが多くなるのが生後6ヶ月のころです。

でも、赤ちゃんの歯が生え始める時期はいろいろで、早い赤ちゃんは生後3ヶ月ぐらいから生え始めますし、遅いと1歳近くなって生えてくることも。また、下の歯ではなく上の歯から生えてくる場合など、かなり個人差があります。

歯が生える少し前から口をブーブーいわせたり、ヨダレが急に増えたり、指で歯ぐきを触る赤ちゃんも。なかには妙にグズついて機嫌が悪くなる赤ちゃんもいます。そんな様子に気がついたら口の中に注目してあげて。歯ぐきをかゆがる時は歯固めを与えてもいいでしょう。

生後6ヶ月の赤ちゃんのお世話

離乳食は、栄養より食の経験が大事

生後6ヶ月から離乳食を始める赤ちゃんもいるでしょう。離乳食は赤ちゃんの成長に合わせて、あせらずに進めていくのが基本。この時期の離乳食は、栄養を取るためではなく、「食べる」ということを学ぶためにあります。

世の中にはたくさんの味、さまざまな質感の食べ物があり、お腹がすいたら食べる、舌で喉の奥に運んでいくとお腹の中に入る、ということを、毎日の離乳食を通じて少しずつ学んでいくのです。

とくに最初は、スプーンも食べ物の形や味も、すべてが赤ちゃんにとって初めての経験ですから、赤ちゃんの様子を見守りながら、ゆっくりあせらずに進めていきましょう。

【離乳食(初期)のポイント】

  • トロトロやベタベタなど調理の形をきちんと守っている
  • 赤ちゃんがスプーンを嫌がらない
  • 1日1回ほぼ決まった時間にあげている
  • 薄味にしている
  • ママはリラックスしながら食べさせている

歯の生えている赤ちゃんは、食後に水やお茶を飲ませて、ガーゼなどで歯を拭いてあげましょう。歯ブラシに慣れるため、この時期から小さな歯ブラシを用意してトレーニングを始めるママもいます。

「いないいないばあ」で遊ぼう!

生後6ヶ月ごろになると赤ちゃんの知恵の発達は目覚ましく、遊びでコミュニケーションできる幅が広がってきます。

「いないいないばあ」は、昔から赤ちゃんが大好きな遊びです。赤ちゃんの顔にタオルやガーゼをかけ、「いないいない」と声かけしてから、すぐにはずして「ばあ」とママの顔を見せてあげます。逆にママの顔をタオルや両手、絵本などでかくして「いないいない」、はずして「ばあ」をしてもいいでしょう。

赤ちゃんが「いないいないばあ」を喜ぶようになるのは、短い間なら顔を記憶して、すぐにその顔が現れるだろうと期待したり、予測したりする力がついてきた証拠なのです。

6~7ヶ月健診で気がかりを相談

乳児期に公費で受けられる健診の回数や時期は自治体によって違います。この時期、自治体の健診がない場合も赤ちゃんの成長を確かめる意味で、小児科医の健診を受けるのが理想的です。健診では身長・体重の他、運動発達、目や耳の様子、栄養状態などをみてもらいます。

【6~7ヶ月健診の内容】

  • 寝返りの状態…月齢に応じた発達が見られるか
  • おすわりの状態…同じく、月齢に応じた発達が見られるか
  • 身長や体重などの身体測定…このころになると成長の速度はピークをすぎ、身長や体重の増加が落ち着いてくる
  • 顔にタオルをかけるテスト…赤ちゃんの顔面にタオルをかけて、手で取り除くことができるか。精神や知能の発達をチェック
  • もののつかみ方テスト…積み木などを持たせ、つかみ方を見る。つかもうと手を出さずじっと見つめるだけの場合や、手のひら全体で持つなどの場合は、発達がやや遅めとみることもある

産後6ヶ月のママの状態

一時保育の活用も検討して

1日24時間、ずーっと赤ちゃんと向き合い、ぴったりくっついていると、ときに息苦しさを感じてくることもあるでしょう。ストレスが高じて、赤ちゃんとの生活が味気なくなったり、赤ちゃんの泣き声を無視したくなったり、つい手が出そうになることも……。

こんなときは、赤ちゃんを預けて一人になれる時間を持ちましょう。自治体によって預けられるようになる月齢は異なりますが、多くは5~6ヶ月ごろから(早いところは生後50日くらいから)、リフレッシュのために認可保育園の一時保育サービスを利用することができます。ファミリーサポートも同様に、低月齢のころから利用することができます。

これら公的な預かりサービスのほか、民間のベビーシッターやベビーホテルを利用することもできます。最近は、知っているママ同士が預かりあいをするシステム「子育てシェア」なるものも登場しています。ママやパパの実家が頼れなくても、育児経験のある友人や地域の子育て支援拠点など、赤ちゃんを預かってもらえる人脈や場所を持っておくと安心です。

「特別なことがない限り、赤ちゃんを他人に預けてはいけない」。そんな風に思わず、たくさんの人に育児を助けてもらい、たくさんの人に赤ちゃんをかわいがってもらいましょう。赤ちゃんとママが24時間離れないでいることよりも、ママが心穏やかに笑顔でいることのほうが、赤ちゃんの発育発達にとっても大事です。公的・民間のサービスを活用して、上手にリフレッシュをしましょう。

ただし、民間のベビーシッターやベビーホテルを利用する場合には、実際に預けたママの話を聞くなどして、事前に十分な調査をしたうえで、くれぐれも信用のおけるところを選びましょう。

心身の不調や夫婦の問題などで赤ちゃんの養育が困難になった場合には、一時的に赤ちゃんを預かるシステム(乳児院のショートステイ事業など)がある自治体もあります。役所の母子保健課、児童福祉課、子育て支援課などに問い合わせてみましょう。

update : 2020.05.22

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