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生後4ヶ月の赤ちゃんの成長、産後4ヶ月のママの状態は?

生後4ヶ月、赤ちゃんは、体重や身長の伸び、母乳やミルクの飲み方にも個性が出てきます。便秘には綿棒浣腸を、誤飲にも注意して。産後4ヶ月を無我夢中でやってきたママは、緊張の糸が切れて、ほっとひと息。でも、その分、どっと疲れが出てくるころ。リフレッシュや体型戻しなどのセルフケアを大切に。赤ちゃんの発達とお世話、ママの体と心のこと、知っておきましょう。

「生後4ヶ月の赤ちゃんの成長の様子・お世話」監修

宮野孝一(みやのたかかず)先生
みやのこどもクリニック院長

青森県出身。昭和55年弘前大学医学部小児科教室に入局。同大助手講師。 秋田赤十字病院、盛岡赤十字病院、三沢市立三沢病院小児科科長、青森市民病院小児科部長、平成6年墨田区賛育会病院、江戸川区池下クリニック副院長後、平成10年、クリニックを開業。医学博士、小児科学会認定専門医、 日本アレルギー学会認定医、昭和大学医学部兼任講師、日本小児科学会、日本小児アレルギー学会、日本アレルギー学会、日本小児血液学会、日本小児内分秘学会、日本小児保健学会、日本新生児学会に所属。「わかりやすい説明」がモットー。

「産後4ヶ月のママの状態」監修

藤本薫(ふじもと・かおる)先生
看護学博士

臨床助産師9年を経て、(前)横浜市立大学看護短期大学部助手、(前)東邦大学医学部看護学科講師、北里大学看護学部講師、東京医科大学医学部看護学科准教授を経て、2018年4月より文京学院大学保健医療技術学部教授。専門は、母性看護学、ウィメンズヘルス看護学、助産学。「周産期ケアマニュアル」「女性のライフサイクルとナーシング」「看護学生のための実習記録の書き方」の部分執筆、「Women’s Health and Wellness Across the Lifespan」の部分翻訳など担当する。認定産後ケアリスト(産後ケア協会)のテキスト作成や養成講座にも携わる。

産後4ヶ月はこんな時期

無我夢中だった産後に一息ついて、ホッと気持ちがゆるむことが増えてくる時期。めまぐるしく進んでいた赤ちゃんの成長も少しだけゆるやかになり、お世話にもずいぶん慣れてきたな、わたしエライ!と、自分を振り返るゆとりが出てくる人もいるでしょう。

気持ちがゆるむことで、これまで張りつめていた緊張の糸が切れて疲れがドッと押し寄せたり、赤ちゃんのお世話が一息つくことで、単調な育児の日々やパートナーの行動が目についてイライラしたり…。少し時間にゆとりが出てくると、鏡を見たり、体重計に乗ったりしてして自分をかえりみることも増えてきて、肌や体型の変化にガッカリしてしまった…という人もいるかもしれません。

赤ちゃんの成長は嬉しいけれど、なんだかスッキリしない、モヤモヤが晴れない。そんな気持ちを抱えてしまいがちなのが、産後4ヶ月という時期かもしれません。

こんな時期の赤ちゃんの成長はいかに? ママはどう生活したらいいの? まずは生後4ヶ月の赤ちゃんの発育発達の様子、お世話の仕方から、知っておきましょう。

生後4ヶ月の赤ちゃんの成長の様子

生後4ヶ月 身長・体重のめやす

■男の子/身長59.9~68.5cm 体重5.7~8.7kg

■女の子/身長58.2~66.8cm 体重5.4~8.2kg

  • 厚生労働省/平成22年乳幼児身体発育調査報告書より

月齢が進むにしたがって、身長や体重だけでなく、いろいろな面でその子なりの個性が強く出てくる頃です。母乳やミルクの飲み方の個人差もますます大きくなります。これは、赤ちゃんが自分の食欲をコントロールできるようになったためで、なかには飲む量が減る子もいますが、それが、その子なりの適量と考えて無理強いはしないようにしましょう。

昼夜のリズムがついてくる子も

これまでは昼も夜もちょこちょこと起きて授乳をしていた生活でしたが、4ヶ月ごろから、昼は起きて遊ぶことが多くなり、夜は少しまとめて眠る、というリズムができてくる子もいます。ただし、個人差があり、すべての赤ちゃんが夜まとめて眠るようになるわけではありません。

赤ちゃんが昼夜の区別をつけやすくなるように、昼間は散歩したり一緒に遊んだり、夜は静かにして眠りやすい環境をつくるなど、生活リズムをサポートしましょう。入浴も毎日決まった時間帯にするとリズムが定着しやすくなります。夜中の授乳は、ほしがる赤ちゃんにはあげたほうが安心してよく眠るでしょう。

授乳間隔は、開けられそうなら4~5時間から、5~6時間おきにしてみてもいいでしょう。もちろんムリのない範囲で。遊びや他のことで気をそらせて授乳間隔を空けることができればいいですが、泣いておっぱいを欲しがるときは、あげてかまいません。

「視覚」と「聴覚」と「手の運動」が協調

4ヶ月ごろになると、首や手足、背中の筋肉も発達してきます。赤ちゃんのわきの下を支えてひざの上にすわらせても、しっかりしてきたことを実感するでしょう。ひざの上に乗せて、赤ちゃんの胸のあたりを手で支えながら立たせると、喜んで足をピョンピョンさせる子もいます。

視覚や聴覚と手の運動が少しずつ協調できるようになってきたので、音のするほうを向いて、おもちゃがそばにあると手を伸ばしてつかむ、といった動きも目立ってきます。ガラガラを持たせると握り、自分で振れるようになるのもこの頃から(自分の顔にぶつけて泣き出すこともあるでしょう)。

手のひらでつかんだものは、何でも口に持っていきます。手のひらと、唇と舌を使って、そのものがどんな感触なのかを確かめているのです。旺盛な好奇心で、五感を発達させているのです。

誤飲などの事故防止対策を!

にぎったり、なめたり、かじったり……また寝返りができるようになると、誤飲、窒息、転倒、火傷などの事故が増えていきます。赤ちゃんの手の届く範囲に、口に入れると危ないものなどないか、点検しましょう。

コイン、ボタン、たばこ、カギ、電池、マグネット、ペン、消しゴム、指輪、スーパーボール、お箸、串、ナッツ、飴……これらは赤ちゃんが誤飲しやすいものばかり。

赤ちゃんが誤飲しやすいかどうかがわかる『誤飲チェッカー』といったグッズも販売されています。トイレットペーパーの芯の空洞もちょうど赤ちゃんの口の大きさくらい。こうしたものを使って点検してもいいですね。

赤ちゃんの目の高さにあるものは、特に注意してください。口に入れると危ないものは、赤ちゃんの手の届かない1メートル以上高いところに置くなどしましょう。

また、このころ、ほとんどの赤ちゃんは首がすわるようになってきているので、腹ばいにするとしっかり首を持ち上げますが、ふかふかの布団でうつぶせにしておくと、ときに窒息事故につながることもあります。充分に目を配りましょう。

生後4ヶ月の赤ちゃんのお世話

便秘の赤ちゃんには綿棒浣腸!

生後4ヶ月ごろになると母乳やミルクの飲みにムラが出てきて、体重が増えなくなる赤ちゃんもいます。母乳やミルクの量が減ってくると、心配なのが「便秘」。もともとミルクの赤ちゃんは、母乳の赤ちゃんに比べて便がねっとりとしていて、便秘しやすい傾向にありますが、飲みが減ってくるとどうしてもお腹の動きが鈍くなり、便秘しやすくなります。

便秘になると機嫌が悪くなったり、お腹が苦しくて食欲がなくなったりしてしまうので、溜めてしまう前に、浣腸してスッキリさせてあげましょう。

綿棒浣腸のやり方

ベビーオイルやオリーブオイルに浸した綿棒を用意し、赤ちゃんのお尻の穴にそっと差し込みます。2~3cmくらいしっかりと深く差し込んで大丈夫! 綿棒をやさしく回したり、出し入れしたりして直腸を刺激すると、溜まっていた便がすっきりと出てきます。どうしてもダメなら、肛門を広げる感じで回してもいいでしょう。

泣いて怒ったときは、なだめてあげて

感情が発達してきて、あやしてもらってうれしいと声をたてて笑ったり、外に出て楽しい気分になるとニコニコしたり、いろいろな表情を見せてくれるようになります。

自己表現がはっきりできるようになってきたので、不快なときや怒ったときの抗議も強くなります。痛い予防注射をされたり、忙しくてなかなか抱っこできないと、びっくりするような大声で泣いたりして、とまどうことも多くなるでしょう。

赤ちゃんが泣いて怒ったときは、できるだけ赤ちゃんの気持ちを受け入れて、あやしたり、語りかけたりしながら、気持ちをなだめてあげましょう。

お日様の力で、「くる病」予防

お天気のいい日には、赤ちゃんと一緒に散歩を楽しみましょう。強い紫外線を浴びるのは避けたほうがいいのですが、1日最低でも10分~15分くらいは、お日様にあたって外気浴をしましょう。近年、少しずつ増えてきているといわれる「くる病」を予防することができます。

「くる病」になると、主に骨に異常が出てきます。足の骨が曲がって歩けなくなることもあります。ビタミンDが不足することで起こりますが、ビタミンDは紫外線を浴びることで、体内でつくられます。ですから、毎日少しでもいいので、お日様を浴びましょう。

とはいえ、紫外線の多い5~9月は午前10時から午後2時の時間帯に、ずっと外にいる、という状態は、あまりお勧めできません。こうした時期は、帽子やベビーカーのサンバイザーなどで直射日光を避けましょう。赤ちゃん用の日焼け止めクリームを使ってもいいですね。

ビタミンDは、ミルクには含まれていますが、母乳にはごくわずか。完全母乳で、くる病が心配な場合は、ビタミンDのシロップなどもありますから、小児科医と相談しましょう。

安全なおもちゃを選ぼう!

おもちゃを手でつかんだり、口に入れたり、自分で振って音が出るとうれしそうな表情をするようになります。振ると音の出るガラガラ、口に入れてなめる歯固め、手で握って感触を確かめる布製のおもちゃなどで、積極的に遊んであげましょう。

合わせておもちゃの安全チェックもします。口に入れたり、なめたりして大丈夫なもの、噛んでも壊れないものを選びます。口の中にスッポリ入って飲み込む危険がある小さすぎるものはいけません。この時期の赤ちゃんは何でも口に入れますから、拭いたり洗ったりできる清潔を保てる物を選びましょう。

産後4ヶ月のママの状態

自分の心と体に目を向けてみよう

出産してからというもの、自分のことはそっちのけで、赤ちゃん最優先に過ごしてきた4ヶ月。体調が回復し、母子ともにリズムが安定してくるこの時期を迎えたら、そろそろママ自身のセルフケアを考えはじめてもいいころです。

毎日とぎれることのない緊張感と、リセットできない疲労感。そして、大人を相手に、思う存分話ができないストレス…。イライラしたり、心のモヤモヤがたまってしまうと、赤ちゃんに向き合う力を失ってしまう人もいます。

そんなときは、思い切って、体を動かしてみるのがおすすめ。産前の体調が戻ってくるこの時期、子連れで行けるエクササイズや、ヨガ、フィットネス、フラダンスなど、産後ママ専門のフィットネスプログラムを始めるのもいいですね。

体を動かして汗をかいたり、有酸素運動をすることは、精神的なリラックスにも通じますし、ストレス解消にもつながります。有酸素運動で血流が促されると、ボーッとした脳が活性化されるようなスッキリ感。また、仲間を見つけて楽しくおしゃべりができると、それだけで気持ちが晴れるような気持ちになれるかもしれません。

気になる体型のくずれや体重増加にも歯止めをかけて、一石二鳥! おすすめです。

産後4ヶ月の過ごし方

旅行に映画、観劇。自分の楽しみを再開して、リフレッシュ

赤ちゃんのいる暮らしにだいぶ慣れてきたら、目を外に向けて、自分自身の楽しみを生活にプラスしてみましょう。生後4~5ヶ月ごろまでのねんねのころは、実は外食や旅行も楽ちん。ちょこちょこと動いてテーブルの上のものを落とすこともなく、ママの姿を探して後追いすることも少ないため、お出かけしやすいのです。

思い切って1~2泊の旅行に出かけるのもあり! 日帰りは慌ただしくかえって疲れてしまうこともありますが、環境を変えてゆったりと過ごすことで、育児の疲れをリフレッシュすることができます。赤ちゃんウエルカムの旅館やホテルも増えてきています。

趣味の教室や映画、コンサート、観劇など、気分転換につながる楽しみをぜひ、再開してください。託児付きのイベントもいろいろあります。

思い切って、赤ちゃんを預けてみてもいいですね。パートナーやじぃじ、ばぁばだけでなく、認可保育園の一時保育やファミリーサポートなどで、早い月齢から預かってくれるところもあります。事前の申し込みなどが必要ですから、今後のためにも情報収集しておくといいでしょう。

赤ちゃんとひととき離れる時間を持つことでリフレッシュして、再び育児を楽しむ活力が湧いてきます。

産後4ヶ月に体重が戻らない!原因と解決策

ふと気がつくと、ウエストラインのくびれがない、下腹にお肉がついている、二の腕もたくましい……。産後4ヶ月ごろによく聞かれるのが「痩せない!」という悩みです。出産を経て変化した体型と、いつまでたっても出産前の体重に戻らないことで、焦りのような感覚を覚えてしまう人もいることでしょう。

妊娠中は、出産や授乳に向けて、身体を整えるために体重の増加を必要とします。もともと標準体重だった人なら、妊娠中の体重増加が10キロ程度であれば、半数以上の人が産後3ヶ月くらいまでには妊娠前の体重まで戻る、というデータもあります。でも、1年くらいかけてゆっくりと戻る人もいるので、「痩せなきゃ!」と焦らないことが大切。

ちなみに産後に注意したいのは「隠れ肥満」。たとえ体重がするすると戻ったとしても、体脂肪率が下がりにくい状態になりやすい、ともいわれています。

妊娠期から産後はどうしても運動不足になりがち。しかも、妊娠中からすこしづつ食べ過ぎる習慣が身についてしまったり、ストレスから甘いものを食べる機会が増えてしまうなど、体重や体脂肪率が落ちにくい要因がたくさんです。

だからこそ、運動。日常のちょっとした時間にも、体を動かすことを意識していきたいですね。

赤ちゃんを連れて運動に出かけられない…という人は、自宅で気軽にできる引き締め体操もおすすめです。鏡の前に立った自分の姿に満足できると、育児に向き合う力もわいてきそうですね。

ウエストラインの引き締め

壁を背にして30cmぐらい離れて、手を開き、両腕を軽く曲げて立ちます。手のひらを後ろの壁につけるようにウエストをひねります。右へ、左へ、各10回ぐらい。

おなかの引き締め&二の腕の引き締め

床やベッドの上に仰向けに寝ます。両腕を左右に伸ばした姿勢でそのまま上半身を起こします。おなかの左右を縦に走る腹直筋が引き締まります。上半身を起こしたら、両腕を開いたまま手のひらを上に向けて、二の腕に力が入るように意識しながら腕全体を前から後ろへと回転させます。

この時、肩関節から回すようにすると肩凝り解消にもなってグッド!力をゆるめながら手のひらを元に戻します。1日10回ぐらい。

以上、全部やって所要時間は5分前後です。短時間で済みますから、引き締め効果を確かめながら、毎日続けてみましょう。

update : 2020.05.22

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