子育てママのお正月料理の準備 | 赤ちゃんのお正月料理はどんなもの?
赤ちゃんと迎える新年は、今までとはまったく違う喜びがありそうですね。
けれど主婦にとって悩ましいのがお正月料理の準備。
育児におわれ、年末の大掃除や年賀状作りなどと並行して準備するのは一仕事ですね。
普段の食事とは異なるお正月料理の実態についてベビータウン会員にアンケートしてみました!
アンケートには1,096名のベビータウン会員が協力してくれました。
みなさん、たくさんの質問に答えてくれてありがとうございます!
(アンケート実施期間2012年10月10日~10月16日)
お正月料理は誰が作る?
みんなの家ではお正月料理は誰が作っているのでしょう?
日本のお正月料理といえば、お雑煮とお節料理。
下のグラフのように、お正月は帰省する人が多いためか、多数派は「お雑煮もお節料理もおじいちゃん・おばあちゃんに作ってもらう」です。
それでも、お雑煮はママ自身が作る人が3分の1以上いましたが、お節料理になるとすべて自分たちで作っている人は5%。お節料理は種類が多くて作るのにも手間がかかるから、小さな赤ちゃんのお世話をしながら自分だけで完璧にこなすのは大変なことですね。
お正月料理を作ることをどう思う?
お正月料理を作ることについてどう思うかたずねたのが右のグラフです。
楽しんでいる人、面倒だと思う人、できれば作りたくない人と、意見が分かれるようですが、「面倒」と感じている人が多いことがわかります。
では、どんなことが面倒と感じるかを聞いてみたところ、いろいろな声が集まりました。
どれもうなずける内容ですね。お節を楽しみにしているパパの気持ちもわかりますが、そうなるとママにプレッシャーがかかってしまうことも。
みんなのお雑煮はどんなもの?
お正月料理は地域によってさまざまです。全国にお住まいのベビータウン会員のみんなの家ではどんなお正月料理を食べているのでしょう?
お土地柄の特色がよく見られるのがお雑煮。お雑煮は出汁のとり方や汁の味付け、お餅の形状、具材など、どれをとっても違いが見られます。
それぞれの結果を見てみましょう。
【出汁】
1位:昆布、煮干しやかつお節、鯛、ブリなど「魚介系」
2位:鶏肉など「肉系」
3位:魚介系と肉系のミックス出汁
魚介系の出汁が最も多く、半数以上を占めていました。市販の出汁を使っているママもいました。
【出汁の味付け】
1位:おすまし
2位:お味噌
3位:小豆
出汁の味付けはおすましが8割と圧倒的に多かったですが、お味噌も17%いました。小豆のお雑煮も少数派ながらいましたが、ほとんどが鳥取県のママでした。それ以外の地域で小豆のお雑煮を作っているママも、もしかしたらこの鳥取や島根のご出身なのかもしれませんね。
【お餅】
1位:角餅
2位:丸餅(あんこなし)
3位:丸餅(あんこ入り)
4位:お餅は入れない
角餅が最多数はで61%。次いであんこなしの丸餅が34%。あんこ入りのお餅を入れているママの多くが香川県など四国の方々に見られました。
【具材】
具材には野菜、魚介類、肉類、加工品などさまざまあって、地域色だけでなく家庭による好みもありそうですね。それぞれで多かった具材のベスト3をご紹介します。
<野菜>
1位:ニンジン
2位:大根
3位:三つ葉
<魚介類>
1位:昆布など海藻類
2位:ブリ
3位:エビ
<肉類>
1位:鶏肉
2位:豚肉
3位:牛肉
<加工品>
1位:かまぼこ
2位:豆腐
3位:こんにゃく
みんなのお節料理はどんなもの?
お節料理はもともと種類が豊富なので、何を取り入れるかは地域色、好み、作る人のパワーにもかかってきますね。みんなが食べているお節料理のベスト10をご紹介します。
1位:かまぼこ
2位:黒豆
3位:栗きんとん
4位:伊達巻き
5位:昆布巻き
6位:なます
7位:エビ
8位:レンコン
9位:ごぼう
10位:里芋
お正月料理はママ・パパどちらに合わせる?
お正月料理に地域色や家庭によっての違いがあるということは、ママとパパでは異なるお正月料理を食べて育ったケースが多いと思います。
そこで、お正月料理を自分で作っているママに、どちらの味に合わせているかをたずねてみました。
予想通りと言うべきか「ママの実家の味」が圧倒的に多数を占めています。やっぱり作る人に合わせるのが妥当というものですね。
「パパの実家の味に合わせている」ママたちに、誰に習ったかをたずねたところ、「お姑さんなどパパの親族」が6割近くで最多数。パパ自身に習った人も15%いました。
赤ちゃんのお正月料理はどうしている?
ベビータウン会員で忘れてはいけないのが、赤ちゃんのお正月料理。赤ちゃんは月齢によって食べられるものが異なりますので、事情もさまざまだと思いますが、現状での予定を含めてたずねてみました。
今年赤ちゃんを生んだ新米ママが多いためか、「まだわからない」という人が最多数。一方ですでに離乳食が進んでいたり、卒業しているお子さんをおもちの先輩ママたちも回答してくれていて、アレンジや取り分けもしているのがわかりました。基本は普段の離乳食の取り分けと同様で、「薄味にする」、「柔らかくなるまで煮る」「すりつぶす」でした。
以下、先輩ママたちのアレンジの仕方をうかがいましたので、離乳食が進んでいるママたちは是非来年のお正月の参考にしてみてください!
【お雑煮】
- お雑煮の汁にご飯を入れて雑炊に。
- お雑煮は味を薄めたり、鶏肉の皮の部分を取り除き野菜を多めに入れてあげ、お餅をトロトロに煮て柔らかくしたものをあげた。
- お餅をのどにつまらせるのが怖くて、ご飯と片栗粉を混ぜたものでお団子を作りお雑煮のお餅の代わりに食べさせています。
- お雑煮に入れるお餅は、白玉にしていた。
【お節料理】
- 甘くない栗きんとんや、煮魚を薄味にするなど。
- おせちを細かく刻み、卵でくるんだりします。
- なますを酸っぱくないようにする、煮しめを小さくする、黒豆はそのまま。
- 伊達巻、かまぼこ、煮魚など食べられそうなものをお正月っぽいお皿にのせて大人と同じ感じにする。
- 高野豆腐や栗きんとん、伊達巻・かまぼこなどはそのままだして、エビはかわをむき、魚はほぐす。基本的に、味付けはそのまま。
- 最初のお正月は母乳のみ、2回目のお正月は野菜を細かくしてご飯と一緒に、3回目は大人と同じものを食べさせました
- お節の材料を使う。例えば、伊達巻用のはんぺんをすりつぶしたり、お雑煮の野菜をやらかく煮たりする。
- 煮物を小さく切ってご飯に混ぜた。ごはんで味を薄くする作戦。
- ご飯を出して、そのおかずになるものをそのまま食べさせています。ぶり・レンコン・鶏・卵を食べさせています。
update : 2012.12.05
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