赤ちゃんの睡眠時間 | まとまって寝るようになるのはいつ?

赤ちゃんの睡眠
「寝る子は育つ」という言葉通り、睡眠中には成長ホルモンが分泌されます。生後間もない赤ちゃんは1日のほとんどがねんねの時間。成長とともに、睡眠のリズム、生活のリズムも変化します。健やかな成長のため快適な睡眠を取らせてあげましょう。
赤ちゃんはどのくらい眠るの?
新生児期の睡眠時間は?
1人ずつ違う睡眠のかたち
赤ちゃんによって睡眠の時間も、起きる回数もバラバラ。自然な睡眠なら心配はいりません。
睡眠のリズムの変化
成長とともに変化
月齢が進むにつれ、合計の睡眠時間や、眠っている時間が変わってきます。
体内リズムを作るには
人の体内時計は1日25時間というサイクル。1時間のズレを調整できる体内リズムを。
安眠のためのスペース作り
清潔に保てる場所を確保
日中も寝ている赤ちゃんのため、快適で、いつも清潔に保てる場所を選びましょう。
ベッドと布団、どちらがいい?
赤ちゃんのねんねスペース、ベッドと布団、どちらがいい?
それぞれの特徴を比較します。
スペース作りに必要なものは?
ねんねスペースを整えるのに必要なものをチェックして早めに準備しましょう。
赤ちゃんはどのくらい眠るの?
赤ちゃんは自然の欲求のまま、寝たり、起きたりを繰り返します。こうした赤ちゃんの睡眠リズムは、ママにとって育児のタイムスケジュールそのものです。今のうちに、赤ちゃんの睡眠について知り、1日のイメージをつかんでおきましょう。
新生児期の睡眠時間は?
おっぱい、ねんね、うんち、ねんね、おっぱい、ねんね…。 成長著しい生後3ヶ月頃までは、昼夜の区別もなく、短い睡眠を繰り返します。1日の合計睡眠時間は、およそ15~20時間も! 新生児期は、3~4時間おきに目を覚まし、その都度、おっぱいを飲み、しばらくするとうんちをしたりします。ママもこのリズムに合わせて授乳やおむつ替えなど、この時期は特にお世話が大変! 家事は少々手抜きする、赤ちゃんと一緒にお昼寝するなど、自分の体もいたわってあげましょう。
月齢 |
1日の睡眠時間 |
0~1ヶ月 |
16~18時間 |
1~3ヶ月 |
14~15時間 |
3~6ヶ月 | 13~14時間 |
6~12ヶ月 |
11~13時間 |
1~3歳 |
11~12時間 |
1人ずつ違う睡眠のかたち
この月齢だと1日に何時間ぐらい、というのはあくまでも目安です。「睡眠時間が短いと大きくならないのでは?」「3ヶ月過ぎたのに、睡眠時間が長すぎる」などと心配する必要はありません。睡眠の時間や回数、リズムは十人十色。日によっても違います。自然な眠りを妨げないよう、赤ちゃん自身のリズムに合わせてあげるのが一番です。3~4ヶ月を過ぎた頃から、自然と昼起きている時間、夜寝ている時間がまとまってくるようになっていきます。
睡眠のリズムの変化
寝て起きて、を短い間隔で繰り返す新生児期を過ぎると昼間に起きている時間、夜寝ている時間が、徐々にまとまってくるようになります。これも成長の証なんですね。ママも意識して、生活のリズムをつけたり、昼夜の区別をつけていってあげましょう。
成長とともに変化
1日1日大きくなっていく新生児期に比べると、成長のスピードは、徐々にゆるやかになっていきます。それにつれ、全体の睡眠時間も徐々に短くなり、長く起きていられるようになります。また、運動能力が向上し、体を動かすようになると、ぐっすりと眠れるようになり、1回の睡眠時間も長くなっていきます。また、一度に飲むおっぱいの量が増え、消化器官や膀胱の発達につれ、授乳やおむつ替えの頻度も少なくなってくるので、細切れのリズムが少しずつ変化していきます。
体内リズムを作るには
安眠のためのスペース作り
ねんねスペースは赤ちゃんの生活の中心になります。お部屋の一角に専用の場所を確保してあげましょう。退院、帰宅してからすぐに寝かせられるよう、出産前に、しっかりと整えておいてくださいね。
清潔に保てる場所を確保
ベッドと布団、どちらがいい?
ベビーベッドにしろ、ベビー布団にしろ、実際にお部屋に占める面積はほぼ同じです。寝かせる場所、パパやママとの就寝スタイルなどによって、ベビーベッドを導入するかどうか決めてください。ベビー布団は、ベビーベッドの内寸と同じなので、そのまま敷き込むことができます。ベッドは使用期間が短いので、レンタルする手もありますね。まずは、両方の特徴を比べて見ていきましょう。
布団 |
ベッド |
◎添い寝できるので夜中の授乳がラク |
◎立ったまま着替えやおむつ替えができる |
◎移動させるのが簡単 |
◎床から高さがあるので、ほこりや湿気がつきにくい |
◎部屋に圧迫感がない |
◎ベッド床の下のスペースに収納ができる |
●足音など振動が伝わりやすい |
●使わなくなったら邪魔になる |
●ほこりを吸いやすい |
●転落や頭をぶつけるのが心配 |
※◎=長所、●=短所
スペース作りに必要なものは?
ベビー布団(必要度★★★)
赤ちゃん専用の布団、中でも固めのマットレスは必ず用意して。赤ちゃんの背骨の発達を促進するとともに、窒息を予防します。掛け布団、肌布団、マット、カバー、シーツなどがセットになった組み布団が、割安です。
シーツ、カバー(必要度★★★)
汗やおねしょでよごれがちなので、洗い替え用に、基本セット・プラス1組は用意しておきましょう。
おねしょシーツ(必要度★☆☆)
防水加工のシーツ。マットレスとシーツの間に敷きます。
ベビーベッド(必要度★★☆)
スペース確保に有効です。床板の高さを調節して、ベビーサークルとして使用できるタイプも。
ベッド用マットレス(必要度★☆☆)
組み布団のマットで代用可能。ベッド用のマットレスの厚さは倍以上あるのでお好みで。
温湿度計(必要度★★☆)
お部屋の冷えすぎ、暖めすぎ、さらに乾燥しすぎは要注意。高さによってエアコンの効きも異なるので、ベッドや布団の高さで、温度・湿度をチェック。
初めて体験談
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