赤ちゃんのうんちの色で成長と健康チェック!

うんちで成長と健康チェック!
赤ちゃんのうんちは、おしっこよりもいっそう成長のようすや健康状態が反映されます。新生児から離乳食完了前の赤ちゃんのうんちは大人とずいぶん違います。「コレって大丈夫!?」とあわてないように赤ちゃんのうんちのこと知っておきましょう。
うんちの状態
うんちは、栄養として利用されなかった食べ物のカスです。つまり何を食べたかによって状態が変わりやすいものです。ふだんのうんちの状態を毎日チェックし、気になるところがあれば、食べた物や量などをメモしておきましょう。
成長とともにうんちの状態が変わります
新生児の頃の赤ちゃんの栄養は、母乳やミルクなどの液体だけなので、うんちはいつもだいたい同じ。だから小さいうちは、液体状のゆるゆるのうんちのことが多いのでしっかりキャッチする紙おむつがとっても便利です。
この頃は、1日に10回近くうんちをする赤ちゃんも珍しくありません。
離乳食が始まると、食べ物が液体から徐々に固さのあるものへと変わっていきます。それにともない、うんちもドロドロ状が多くなっていき、卒乳の頃には大人のように形のあるうんちになってきます。
※表の区切りや数値は目安です。実際には個人差があります。
うんちを出す力の発達
生まれたての赤ちゃんは、おなかに力を入れてうんちを出す力が弱くやウンチを出す機能が未熟なため、腸の反射的な動きでうんちが出てきます。また、新生児のうんちは軟らかいので力を入れなくても出てきます。
生後3ヵ月くらいになると、消化吸収力が発達し、離乳食が本格的に始まる前でも徐々にうんちが固くなってきます。この頃には首がすわったり、寝返りを打ちはじめたり、体全体、特におなかの筋肉に力がついてくるので、腹筋の力でうんちを出せるようになります。
うんちの色
生まれてから離乳食完了前頃までの赤ちゃんのうんちの色は、ちょっと大人と違っています。また消化能力が未発達のため、食べ物の色がそのまま出てしまうこともあります。どんな色なら安心か見ていきましょう!
鮮やかな黄色
健康な証拠です!
緑色
健康な証拠です!
茶系の色
健康な証拠です!
赤色
赤い色の食べ物を食べたときなら大丈夫。血が混ざっているときは要注意
スイカの種が混ざっています
黒色
血が混じった黒いうんちは、早めにお医者さんへ!
赤いうんちのところでも述べましたが、血の混じった黒いうんちは、消化管の出血が原因かもしれません。肛門の近くでの出血の場合は赤く、腸の奥での出血の場合は、血とうんちが奥で混ざるため黒くなります。早めに専門医に相談しましょう。
黒くても安心な赤ちゃんの胎便
白色・灰白色・クリーム色
白いブツブツや粘液が混ざっているだけなら大丈夫。うんち全体が白いときは早めに小児科へ!
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