産院・産婦人科の選び方のポイント

産院はどうやって選ぶの?

Lesson1の「初めての『もしや妊娠!?』」であてはまることがあったら、いよいよ産院へ!産院にもいろいろ種類があるので、選び方も迷ってしまいますよね。しっかり情報をチェックして、自分に合った施設を見つけましょう!

産院の種類

産院を選ぶにあたって、産院にはどういう種類があるか知っておきましょう。

  • 総合病院
  • 産科・産婦人科専門の個人病院や医院
  • 助産院

産院の探し方

産院の情報はいろいろな方法で探せます。

  • インターネットで探す
  • 雑誌や書籍で探す
  • タウンページで探す
  • 自分の足や口コミで探す

産院の選び方

探した産院の中から、自分に一番合ったところを選ぶには、いくつかのチェック項目があります。

  • 自宅に近い場所で選ぶ
  • 口コミなどの評判で選ぶ
  • 施設の特徴や分娩方法で選ぶ
  • 産院選びのチェックリスト

産院の種類

産院を選ぶにあたって、まずは、赤ちゃんを産むための施設にはどんな種類があるかと、それぞれの長所・短所を知っておきましょう。

総合病院

産婦人科以外にもほとんどの診療科が揃っている病院です。大学の医学部付属の大学病院もここに含まれます。

ベッド数が100床以上あり、医師が多く、設備が整っています。

○長所:小児科や内科が併設されているので、合併症がある場合や、分娩時に緊急事態が起こった場合に、すみやかに適切な処置を受けることができます。

△短所:医師が多いだけに、毎回同じ先生に診てもらうことが難しいことがあります。患者さんの人数も多いため、診察の際、待ち時間が長い一方で診察時間は短いということがあるようです。大学病院の場合、研修機関を兼ねているため、診察や分娩に学生や研修生が立ち会うケースも多くみられます。

※最近は少子化により、総合病院でも産科を閉鎖したり、分娩数の制限を設けている病院も少なくありません。産科があるか、分娩までできるかを事前に確認した方が安心ですね。

産科・産婦人科専門の病院や医院

病院とはベッドが20床以上、医院は20床未満の医療機関です。診察科目を産科・婦人科に限定しています。医師の人数、設備は病院・医院によってさまざまですが、総合病院ほどではないところが多いようです。

○長所:医師やスタッフの数が少ない分、同じ担当医に初診から産後まで診てもらえるケースが多いようです。顔見知りのスタッフが増えるため、ちょっとした心配事を相談しやすいというメリットもあります。

△短所:合併症や分娩時の万一などリスクをともなう妊娠・出産の場合、産科以外の医療処置が必要となるため、提携している総合病院へ転院せざるを得ない場合があります。

助産院

助産師の資格を持つ人が、10床未満のベッド数で入院・分娩の施設を持って開業しているのが助産院です。昨今の自然分娩ブームのなか、助産院での出産も昔のように見直されています。

○長所:家庭的な雰囲気のなか、精神的なアドバイスやフォローを受けられます。また、陣痛からずっと付き添ってみてもらって出産に臨めます。

△短所:医師がいないため、一切の医療行為ができません。そのため、助産院で出産するためには、リスクのない妊娠・出産状態であることが条件となります。また、分娩時の万一があった場合の医療行為ができないため、総合病院などとの提携があるかを必ず事前に確認しておきたいですね。

産院の探し方

少子化の影響で産院の数が減っているのは残念なことですね。でも、いまは知りたい情報が探しやすくなっている世の中です。 さまざまな情報ツールを駆使して自分に合った産院を賢く見つけましょう!

自分の足や口コミで探す

産院はできれば自宅の近くが何かと安心で便利。近場の情報を得るには足で探して、目で確かめるという手もあります。また近所にお子様のいる友人や知人がいる場合は、こうした先輩ママから直接紹介してもらったり、評判を聞くのが近道ですね。

インターネットで探す

インターネットを使い慣れている人には、ネットでの検索がおすすめ。検索エンジンで「産婦人科」と入力すると、さまざまな「産婦人科を探す」サイトを見つけられます。

さらにお住まいの地域名と合わせて検索すれば、近所の産婦人科に絞り込むこともできたり、女医さんがいる医療機関を探すこともできます。

ネット上には産婦人科の口コミサイトなどもあるので、評判もチェックできてとっても便利ですよ。

雑誌や書籍で探す

ちかごろは医療機関専門のガイドブックが書店で多く見かけられます。産婦人科に絞った「産婦人科ガイド」などもあったり、育児雑誌の特集などでも全国の産婦人科紹介の記事や付録が付くことがありますから、チェックしてみましょう。

タウンページで探す

意外と便利なのがNTTの「タウンページ」。家に届けられる昔ながらの電話帳タイプでは、冊子自体が地元の情報だけなので、近隣に絞った「産婦人科」のページがすぐに一覧できて連絡先がわかります。

またインターネットの「iタウンページ」を利用して、お住まいの地域名と、業種欄に「産婦人科」と入力すると、近隣の産婦人科一覧を検索することができます。ただし、最近では閉鎖される産院も増えてきているため、検索でよさそうな産院を見つけたら直接電話で妊婦健診やお産の実施の有無を確認しましょう。

産院の選び方

情報を収集して産院を探したら、その中から自分に合った産院を選びます。産院によって特徴から費用までさまざまなので 事前に細かくチェックしたいものです。では、どんな基準で選んだらよいのでしょう?

できるだけ自宅に近い場所で選ぶ

最新の施設など、雑誌やテレビで紹介される産院も少なくないため、「あの産院で産めたら・・・」と思うこともありますよね。けれど、出産までは健診で何度も足を運ばなければなりませんし、陣痛が予定外に来るケースもあります。妊娠月数とともに体も重くなってきますから、自宅から遠い場所ではすぐに訪ねるのも大変です。できるだけ自宅に近い場所や、自宅からの交通の便がよい産院を選んだ方が安心できますね。

里帰り出産をする場合

里帰り出産を希望する人は、健診で通う自宅に近い産院と、分娩する帰省先の産院の両方を探して、双方にその旨を早めに伝えておきましょう。

<健診で通っている産院で>

  • 里帰り出産をすることを決めたらできるだけ早めに報告しましょう。
  • 出産する産院名と連絡先を伝えておきましょう。
    (出産する産院に経過を連絡してくれる場合があります)
  • 里帰りする際、出産する産院宛の今までの健診経過を連絡する書類をもらいましょう。

<里帰り出産する病院で>

  • 里帰り出産をすることを決めたら、できるだけ早く帰省先近くの産院をさがし、分娩の予約を入れられるか確認しましょう。
  • 妊娠9ヵ月の後半(34週)くらいには、里帰りし、出産する産院の健診を受けましょう。

口コミなどの評判で選ぶ

前ページでもお伝えしたように、先輩ママに評判を確認しておくと安心です。

また、日頃ほかの疾病などで病院に通っている人は、担当医に産科や産院の推薦をしてもらうのもよいですね。

施設の特徴や分娩方法で選ぶ

産院の種類」でお伝えしたように、いろいろな産院のタイプがあります。また同規模の機関でも、施設の雰囲気はそれぞれです。

分娩方法もひとつではなく、夫の立ち会い出産ができるところとできないところがあるなど、産院の方針によって様々です。それらを事前にしっかり確認してから選びたいものですね。

産院選びのチェックリスト

施設の規模や評判は、情報収集の段階でわかることも多いですが、最終的には自分との相性を自分の目と耳で判断することが一番です。初診に行く前に電話で尋ねたり、診察を受ける前に実際に訪ねて確認するのもひとつの手です。

その際に確認しておきたい内容について、以下を参考にしてください。

質問でチェックできる内容

  • 分娩方法はどのような方法か? また、選べるか?
  • 分娩・入院費用はどのくらいかかるか?
  • 入院は個室か、大部屋か?
  • 出産後、母子同室か、別室か?
  • 入院する部屋の設備、雰囲気は? 見学が可能か?
  • 夫の立ち会い出産は可能か? 可能な場合の条件は?
  • 母乳主義か、人工栄養か?
  • 母親学級、両親学級は行っているか?

見学や下見が可能な場合、チェックしたい内容

分娩室や入院する部屋はどんなところか気になるものですね。産院の候補がいくつか決まったら、見学を受け入れているかどうかを確認してみましょう。お産などで立て込んでいる場合は、見学ができないこともあるようです。

  • 施設の様子、清潔感はどうか?
  • 受付やスタッフの対応はどうか?
  • 産院の周辺環境はどうか?

update : 2018.10.01

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