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妊婦の過ごし方~辛かったこと・意外だったこと~

妊娠をすると思わぬ身体の変化に驚くことも多いかもしれません。妊娠期ごとの身体の状態や気をつけるべきポイントを、助産師の柴田真希さんにお伺いしました。また、妊娠期に特有の便秘、頭痛、腰痛など身体の辛い症状について、妊婦さんの体験談をご紹介します。身体の辛い症状を緩和する方法や、仕事との両立についてのアドバイスも必見です。

監修者プロフィール

柴田真希さん
助産師、ヨガ講師

聖隷クリストファー大学卒業。看護学学士。社会学修士。看護師・保健師・助産師の資格を持つ。
臨床経験を経て看護教育に携わる。ヨガの世界に魅了されて、今では臨床現場、大学教育、マタニティヨガ、マタニティ以外のヨガなど多岐に渡り活躍中。
障がい児支援施設、高齢者通所介護施設の通信「健康たより」執筆。クックパッドベビー「マタニティヨガ」の動画出演・監修。
現在、高円寺HARI OMにてレギュラーレッスン開催中。

時期別妊婦の過ごし方~いつまで仕事していいの?~

妊娠期ごとの身体の状態や注意点を、助産師の柴田真希さんにお伺いしました。多くの妊婦さんに寄り添って来た柴田さんならではの安産に向けたアドバイスも必見です。

【妊娠初期】妊娠1〜4カ月(妊娠0〜15週)

下腹部の張りや痛みに注意

妊娠初期は、おなかの大きさはまだ目立たないですが、下腹部の張りや痛みを感じたらこまめに休息をとりましょう。おなかの痛みが続いたり、出血をしたりする切迫症状があれば、すぐに医師に相談をしてください。立ち仕事の方は、上司に相談をして休憩をこまめに取れるようにお願いしましょう。

職場には早めの報告を

妊娠初期は、つわりの症状が辛いと仕事をどのように続けるか頭を悩ませる方も少なくありません。働く女性のために、厚生労働省は「母性健康管理指導事項連絡カード」(以下、「母健連絡カード」と表記)を用意しています。「母健連絡カード」とは、仕事をする妊婦の方が医師から通勤緩和や休憩などの指導を受けた場合、指導内容を事業主に伝えるために利用するものです。つわりの症状が辛い場合は、医師に相談をしながら「母健連絡カード」も活用し、職場では周囲の協力を求めましょう。

【妊娠中期】妊娠5〜7カ月(妊娠16〜27週)

体重管理を心がけて

妊娠15週ごろに胎盤が完成するので、つわりの症状が落ち着く方も多い時期です。つわりから解放され油断をすると、太りすぎてしまう方もいます。太りすぎると妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病になりやすいので注意が必要です。妊娠後期に入ると、体重はさらに増えやすくなるので、妊娠中期から体重管理を意識しましょう。バランスの良い食事を心がけ、塩分、脂質、化学調味料の摂りすぎに気をつけたいですね。医師の許可が降りた方は、マタニティヨガ、ウォーキングなど適度な運動を始めましょう。
一方で、おなかの張りや痛みには引き続き注意が必要です。子宮頸管が短くなると切迫早産のリスクもあるので、無理をせずこまめに休息を取るようにしましょう。

【妊娠後期】妊娠8〜10カ月(妊娠28〜40週)

適度な運動を続けましょう

妊娠37週目以降の正期産の時期に入るまでは、引き続き切迫早産には注意が必要です。身体の声に耳を傾け、疲れを感じたら休息を取るように心がけましょう。おなかが大きくなると動くのが大変かもしれませんが、出産まで適度な運動を続けることも重要です。正期産の時期に入ったら特に、スクワットや床ふきなどの運動も行いましょう。
出産が近づくと、胎児が骨盤内におりてくるので、胃の圧迫感から解放される方もいます。食べ過ぎにより体重が増えやすい時期なので、最後まで気を抜かずに体重管理を心がけましょう。大幅な体重増加により産道に脂肪がつくと、難産になることもあります。

おっぱいマッサージを習慣に

母乳育児のために、おっぱいのお手入れも始めましょう。妊娠中からおっぱいのマッサージをしておくことで、乳首が柔らかくなり母乳トラブルが少なくなります。ただし、マッサージによりオキシトシンという陣痛を促進するホルモンが分泌されるため、おなかの張りや痛みを感じたらやめるようにしましょう。

いつまで仕事をして良いの?

身体の声を聞きながら、医師にも相談を

産前休業は、出産予定日42日(多胎妊娠の場合は98日)前から申請ができます。産前休業は申請をすると取得ができる休暇です。体調に問題がなく、なるべく仕事を続けたい方は、出産前まで働くこともできます。ただし、おなかの張りや痛みがあり、医師に安静を命じられている方は、早めに休む必要もあるかもしれません。自分の身体の声を聞き、医師にも相談をしながら、早めに職場に申請をするようにしましょう。

妊婦の体の変化

つわりによる味覚の変化に戸惑いがち

妊娠初期は、つわりの症状による味覚の変化に戸惑う方が多くいます。妊娠前は苦手だった食べ物が好物になったり、反対に好物が食べられなくなってしまったりする方もいます。つわりで食欲がないときは、食べられるものを見つけて少しずつ食べるようにしましょう。体重の5%以上が減少してしまったり、妊婦健診で尿中のケトン体が陽性になったりすると、入院が必要になることもあります。つわりの症状がひどい場合は、無理をせず医師に相談をしましょう。

睡眠が浅くなることも

妊娠期間は、夜中に何度も起きてしまい、睡眠が浅くなりがちです。特に、妊娠後期に不眠を訴える妊婦さんの声をよく聞きます。お腹が大きくなると寝苦しく感じたり、大きくなった子宮が膀胱を圧迫し頻尿になったりすることが原因として考えられます。

辛かった妊娠中の便秘

便秘解消にはプルーンを

妊娠中は、プロゲステロンの働きで腸のぜん動運動が低下するため、便秘に悩まされる方もいます。便秘しがちな方は、お水をこまめに飲むようにしましょう。水分が不足してお通じが硬くなっていることもあります。また、ドライフルーツのプルーンを1日2〜3粒ほど食べるのもオススメです。プルーンは食物繊維が豊富で、便秘の解消に効果的と言われています。

妊娠中に処方できる下剤も

食事を改善しても便秘が続く方は、医師に相談をして下剤を処方してもらうのも良いかもしれません。下剤は大きく分けて2種類あります。お通じを柔らかくする役割の酸化マグネシウムと、腸の働きをよくするラキソベロンです。下記の体験談にもありますが、処方された薬が効かなかった場合、種類を変えると改善されることもあります。

(桜麗さん)

(前略)便秘にはプルーンが良いと友人にすすめられて、試したら本当に良かったです♪(後略)

(あちるださん)

わたしも便秘がひどく、下剤を処方してもらってもあまり効果なく。。。
でもいろいろ試して、結局は先生に「便意はあるけど、固くて出ない」と正直に話したら別の下剤に換えてくれて、3日後くらいからすこしづつ改善されてきました。
自分のカラダは自分が一番わかっているのだから正直に先生に相談するのがベストではないでしょうか。

妊婦は辛い 風邪や頭痛、腰痛などの症状

風邪はまず予防を心がけて

妊娠中は処方できる薬が限られるため、風邪をひかないよう注意が必要です。冬場の乾燥しやすい時期や、満員電車やデパートなどの人混みに出かけるときは、マスクを着用するようにしましょう。風邪をひいてしまった場合は、医師に相談をすると妊娠中でも服用できる漢方などの薬を処方してくれます。

頭痛の解消には適度な運動を

頭痛は、首・肩のこりやストレスが原因になっていることもあるので、適度に身体を動かしてみてください。妊娠をすると全く運動をしなくなってしまったり、身体が重くて動くのが億劫になってしまったりする方が多いと感じます。ウォーキングやマタニティヨガは、全身の血行が良くなり、適度なストレッチができるのでオススメです。マタニティヨガは呼吸法も学べるので、出産のときにも役立ちますよ。頭痛の症状が続く場合は、体験談にもあるように医師に相談をすると妊娠中も服用できる頭痛薬を処方してくれます。

(マキマキ0021さん)

私も頭痛に苦しみました。
リラックスすることを心がけることと、産科で相談して、薬を出してもらうのもいいと思います。
あまり我慢してもよくないので、本当に辛いときは薬を飲んで休むのがいいと思います。

(ちょらちょら0002さん)

(前略)私は、緊張性頭痛で、筋肉を緩める薬とロキソニンを妊娠前からよく飲んでいました。
妊娠が分かった時に、産婦人科の先生に伝え、すぐカロナールを出して頂き、先生や、薬剤師さんに何度も大丈夫?と、しつこく聞いて、結局我慢できずに5~6回飲みました。
我慢できそうなときは、目を氷で冷やしたり、カイロを肩に貼ったり、ヒエピタを使ったり、
シップは赤ちゃんが、心筋梗塞を起こすので、使えないと言われたので、北海道のハッカ油を塗って、乗り切りました。
もちろん、首筋や頭をほぐしました!
我慢しすぎると、せっかくの期間限定の妊娠生活が、嫌な思い出となってしまいますので、無事に赤ちゃんが育っているから、大丈夫!!
先生に、心配事をぶつけて、赤ちゃんの安全を確認しつつ、薬を頼ることも「あり」では。

腰痛対策にはサポーターを

妊娠中期ごろからお腹が大きくなり、腰に負担がかかりやすくなります。腰痛を感じる前に骨盤サポーターを着用するようにしましょう。妊娠中はリラキシンというホルモンの働きにより、骨盤まわりの関節が緩みやすくなっています。サポーターを着用し骨盤を固定した上で、日常生活での姿勢に気をつけるようにしましょう。

(みかママ0043さん)

9か月の娘を持つ新米ママ29歳です(*^_^*)
私も妊婦のときに腰痛がひどかったですよ(*_*)本当はうつぶせで寝たいけど赤ちゃんがいるし、人に話しても「あるある~」って反応ばかりで…8か月あたりからあまりにひどくなったので、お店(赤ちゃん本舗)で、サポーター(メッシュ素材で、伸縮性あり)を購入しました。
他にもいろいろな方法があると思いますが、私の場合はこのサポーターにだいぶ助けられた気がします。個人差があるので参考までに。

(ちびうささん)

参考になるかはわかりませんが、私の場合は妊婦さんも大丈夫な整骨院をたまたま見つけて通うようになってからだいぶ楽になりました。マタニティマッサージもやってみましたが、リラックスはできて良かったと思います(ストレスで痛みに敏感になってた?)。痛いところを温めたり撫でたりが意外と効いたりもするので、よければご主人など頼れる方に話して試してみてください。アロマオイルじゃなくても、妊婦さん用のクリームでも滑らかに触れる手の温もりが気持ち良くていいですよ。他には湯たんぽとかでじんわり温めたり。状態によって温めるか冷やすか効くのが違うと思いますが、私は温めるのが効いたので。

妊婦になってわかった辛かったこと

妊娠中は、つわりで気分がすぐれないのに満員電車に乗らなければいけなかったり、止むを得ず仕事を休まなければいけなかったり辛いこともあるかもしれません。同じような悩みを持つ妊婦さんの体験談を参考にしながら、辛い時期を乗り切りましょう。

(なみつん0002)

妊婦のときはラッシュの電車が一番恐かった。。。なるべく混む時間を避け(少し早めに家を出たり)始発電車を待ったりと赤ちゃんに気づかっていました。(後略)

(えゆみん)

つわりがひどかったこともあり、安定期に入る前から職場には妊娠したことを伝えていました。
悪阻がひどくて1ヶ月お休みをもらうほど。
(妊娠悪阻の場合、傷病手当金がもらえる可能性があるので会社に相談を。私はもらえました)
妊娠初期は、おなかも出ていないから気がついてもらいにくいけれど一番辛い時期だと思います。(後略)

(すやまま)

(前略)私も悪阻がつらくて、産むまでずっと悪阻でした。。
何を見ても、臭いがしても、太陽の光を浴びても、本当に具合が悪くて、水分も取る事が出来ない程でした。
(中略)悪阻のころは、とにかく何でも口にできる物だけ取れれば大丈夫ですよ。最悪、水だけでも取れれば大丈夫だなんて聞いたこともあります。悪阻はいつか嘘のように無くなる日が来るんですよ。不安に思わないで下さいね!
でも本当に悪阻は辛いですよね。。私は働きすぎたり無理をすると特にひどくなったように思います。悪阻は、赤ちゃんが元気にすくすくママのおなかで育っている証なんです(^^)/
出産したらなかなか休めないのもママなんです。今はゆっくり体を休め、何か夢中になる事やリラックスしてマタママライフを楽しんでくださいね。

妊娠をすると、つわりから始まり、便秘、頭痛、腰痛など身体の辛い変化を体験するかもしれません。身体の声に耳を傾けながら、身体の辛さを感じたらこまめに休息をとるようにしましょう。少しでも辛い症状を緩和できるように、柴田さんのアドバイスも取り入れてみてください。
仕事との両立に悩む方も多いと思いますが、「母健連絡カード」を活用したり、同じような悩みを持つ妊婦さんの体験談を参考にしたりしながら職場に相談をしましょう。産前休業の申請を早めに行い、スムーズな引継ぎを心掛けたいですね。

監修・取材協力/助産師 柴田 真希さん

update : 2018.03.27

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