妊娠から出産前までにかかる費用【お金編】
妊娠すると、今までと違うことでお金がかかることが出てきますね。一番違うことは、妊婦健診に通う費用と、体形の変化によって着られる服が変わり、マタニティウェアを準備するための費用ではないでしょうか。このほかにも、妊娠期の健康のためにマタニティスポーツなどのレッスンに通うと、別途費用がかかります。これらにどのくらいお金がかかるか、知っておきましょう。
妊婦健診にかかる費用
妊婦健診は保険がきかないので費用は気になるところ。妊婦健診を受ける回数は妊娠週数によって変わります。厚生労働省では妊娠初期から23週目までは4週間に1回、35週目までは2週間に1回、36週目から出産までは1週間に1回、合計14回の受診を目安としていますが、妊婦さんや赤ちゃんの状態、産院によって回数は異なります。
健診の費用は産院によって大きく異なり、初回は初診料がかかったり、血液検査や超音波検査は別途費用がかかります。
だいたいの目安
1回3,000円~1万円×13~15回 =合計 10万円 前後
ただし、現在はほとんどの自治体で妊婦健診の費用を助成しています。2018年の厚生労働省の調査では、全国平均で妊婦さん1人当たり10万5,734円が公費負担されているそうです。役所に妊娠届を出して、母子健康手帳を交付されるときに、妊婦健診を受けられる受診票などを一緒にもらえることが多いようです。妊娠届けを出す際に、必ず役所の窓口で確認しましょう。
また、自宅から遠い産院に通う場合は、14回も通うとなると交通費も考えておきましょう。
母親学級・両親学級に かかる費用
無料のところが多いようですが、1回1,000~2,000円程度の低額な料金がかかることも。ソフロロジーや母乳マッサージといったレッスンも、病院によって無料のところ、有料のところとばらつきがあります。
マタニティ期のレッスンに かかる費用
お産に耐える体力や筋力をつけておくことも、妊娠中に心がけたいこと。無理な運動は妊婦さんの体によくないこともあるので、マタニティ専用に指導されているスポーツがおすすめです。行う際は必ず、主治医に相談してからにしてください。代表的なマタニティスポーツには以下のようなものがあります。
- マタニティスイミング
- マタニティヨガ
- マタニティビクス
- マタニティフラ
産院併設の教室や自治体のレッスンは無料のもの、ごく少額で参加できるものも。一般のスポーツジムで開催されているものは、入会金5,000円~1万円、月会費5,000円~1万円前後が目安。
マタニティウェアにかかる費用
百貨店やショッピングセンターなどの専門コーナー、ネット通販など、マタニティウェアの入手方法はさまざま。部屋着からフォーマルまでバリーエーションも豊富です。ブランドや素材、デザインによって、価格は大きく異なります。着られる期間が短いので、ゆったりめの普通の服で間に合わせるなど、アウターは買わずにすませる人も。季節によっても変わってくるようです。ただしインナーは、大きくなるおなかを守る役割があったり、サイズが変わって敏感になるバストのために、専用のものが安心かつ快適です。以下のリストは、最も安い価格帯の目安です。
アイテム | 目安の数量 | 単価価格帯 | 小計 |
---|---|---|---|
マタニティブラ | 3〜4枚 | 1,000円〜 | 3,000円〜 |
マタニティショーツ | 3〜4枚 | 500円〜 | 1,500円〜 |
産褥ショーツ | 3〜4枚 | 1,000円〜 | 3,000円〜 |
妊娠帯(腹帯) | いずれか2〜3枚 | 800円〜 | 1,600円〜 |
妊娠帯(ガードル) | 1,500円〜 | ||
妊娠帯(腹巻きタイプ) | 2,000円〜 | ||
マタニティパジャマ | 1〜2枚 | 2,000円〜 | 2,000円〜 |
マタニティウエア(上) | 3〜4枚 | 1,000円〜 | 3,000円〜 |
マタニティウエア(下) | 2〜3枚 | 1,000円〜 | 2,000円〜 |
合計(目安) | 1万6,100円〜 |
update : 2019.12.17
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