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妊娠35週、胎児と妊婦の様子は?出産準備OK?

妊娠35週を迎えると、出産予定日まであと1ヶ月!妊婦のおなかの大きさはマックスに近づき、影響はさまざま…。動悸や頻尿、腰痛やおなかの張りなど、気になることがいっぱい! 母体のきつさが増す一方で、胎児の肺機能が完成して、いつ生まれてもだいじょうぶ!な状態を迎えます。このころのママと胎児の様子について、産婦人科医、林聡先生(東京都、東京マザーズクリニック院長)にうかがいました。

監修者プロフィール

林 聡(はやし さとし)
東京マザーズクリニック(東京都世田谷区)院長

「お母さんだけでなく、胎児も患者」をモットーに、専門性の高い最新の産科医療で、安心安全の妊娠・出産・育児をサポート。1992年広島大学医学部卒、同大学院修了。県立広島病院産科婦人科副部長、フィラデルフィアこども病院・ペンシルバニア胎児診断・胎児治療センター留学を経て、国立成育医療センター周産期診療部胎児診療科医員、医長。2012年東京マザーズクリニック院長に就任。

マイナートラブルが 多くなる時期

おなかの大きさはマックスに近づきます

母体のおなかのふくらみはマックスに近づき、どんどん上にあがってきて、みぞおちのすぐ下まで届きます。このため、さまざまな影響が出てきます。

動悸・息切れ

血液量は妊娠前より30~50%も多くなります。心臓はフル稼働! 動悸や息切れを感じるようになります。

頻尿・膀胱炎

腎臓などの泌尿器の働きもフル回転! 大きくなった子宮に膀胱や尿管が圧迫されて、頻尿になったり膀胱炎にかかりやすくなります。

腰が痛い

おなかが大きくなると、体の重心が後ろに移動して、腰に負担がかかります。腰痛がひどくなることも…。

脚のつけ根が痛い

大きな子宮で下腹部が圧迫され、脚の付け根や恥骨が痛むことがあります。最近は正座したりしゃがむ姿勢が減って、お尻が小さくなったせいで、痛みを強く感じる人が増えています。

妊娠線

皮下組織の伸びに表皮の伸びが追いつかないとできるのが妊娠線。おなかだけでなく乳房にできることも。

胎児も出産準備を 始めている

胎児の頭が下がってきます

妊娠35~36週ころから、胎児の頭は徐々に骨盤の中へ下がってきます。お産の準備が徐々に始まってきたのです。妊婦は次のような症状を感じるようになります。

おなかが張る・固くなる

胎児の固い頭で下腹部が圧迫され、おなかが張ったり、固くなったりします。朝より夕方、立ち仕事のあとなどに目立ちます。

おしっこが近くなる

膀胱が圧迫されておしっこが近くなります。とくに就寝中にトイレに行くようならお産が近くなった証拠です。

胎動が鈍くなる

動きづらくなった胎児の動きはゆっくりになって、胎動が鈍くなったと感じます。動きは鈍くなりますが、胎動がなくなることはありません!

おなかが張りやすくなります

お産の準備が徐々に始まる時期なので、おなかの張りの多くは生理的な変化ですが、なかには心配な張りもあるので注意しましょう。おなかが張って固くなったら横になって休みます。安静にするとすぐに張りがとれる、出血がないときは心配ないでしょう。安静にしても張りがとれない、出血を伴う場合には受診しましょう。

胎児は肺機能が完成!

胎外での生活ができるように!

妊娠34週になると、胎児の肺機能はほぼ完成します。やったぁ! 胎児は外界で生きる力を身につけたのです。もういつ生まれてもだいじょうぶ! このころ生まれると、少し小さめだし、呼吸機能をしばらく見守ってあげよう、などの理由で、入院が必要なことが多いのですが、早産による後遺症の心配も正期産で生まれた場合とほとんど変わりありません。

脂肪がついて顔立ちもふっくら

妊娠35週0日。頬はふっくら、まぶたにはまつ毛も。羊水を飲む力も強くなって、誕生への準備が整ってきました。

エコー・超音波検査のモニターに映る胎児の顔は、頬にも脂肪がついてふっくらしてきます。目鼻立ちはかなりはっきりしてきて、ママ似かパパ似かわかるようになります。とくに3Dや4D超音波で観察すると、鼻が高い、目が大きい、髪の毛がふさふさいっぱいなどの個性がはっきりわかります。

Dr.林「3D、4Dでわが子を実感」

超音波検査で得られる画像は、基本的に二次元(2D)ですが、三次元(3D)、四次元(4D)もあります。2Dは胎児の体の断面を平面で観察します。3Dは2Dに奥行、立体表現が加わったタイプです。4Dは3Dに時間がプラスされ、胎児の動く立体画像をリアルタイムで見ることができます。

医師の立場からいうと、ほとんどの胎児診断は2Dで十分です。3D、4Dはいわばママやパパへ贈るサービスショット! ママ・パパに、我が子を実感できる感動をプレゼントすることができます。

update : 2020.01.14

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