紙おむつの上手な替え方
紙おむつには、おしっこやうんちのモレを防ぐさまざまな工夫がされていますが、正しくつけていなければモレたり、赤ちゃんが心地よく過ごせない原因になってしまいます。
紙おむつを上手につけるには?
紙おむつには、おしっこやうんちのモレを防ぐさまざまな工夫がされていますが、正しくつけていなければモレたり、赤ちゃんが心地よく過ごせない原因になってしまいます。
でも初めて紙おむつを赤ちゃんにつけるときに上手にできないのはみんな同じ。コツをつかんでゆるみやすき間なく、赤ちゃんがきついと感じない程度にピッタリつけるためにはどうしたらいいのでしょう?
テープタイプの上手なつけ方
テープタイプはウエストのテープを貼る位置を調節してつけます。赤ちゃんがきついと感じないけれどピッタリする位置を見つけることがポイントです。
「ムーニー(新生児用・Sサイズ)」は、ねんねの赤ちゃんの体形にジャストフィットする構造。立体成形でママが何気なくつけてもギャザーがちゃんとたつので、ラクラク安心です。以下は、一般的なテープタイプおむつのつけ方です。
1.まずおむつの準備をします
テープがついている方が背中側です。おむつを広げ、内側の立体ギャザーをしっかりと立ててください。立てたギャザーは図のようにして、外側に折れないようにあててください。
【ポイント】ギャザーが立っているかどうかは、おむつをつけた後も確認しましょう。
2.赤ちゃんにおむつをあてます
おしりの下に手を入れて、おしりを浮かせて、おむつをおしりの下に入れてください。おむつは、腰の高い位置まで深く差し込んでください。両足を開き、紙おむつのおなか側を、足まわりにすき間ができないように、引き上げるような感じで体に沿わせます。
【ポイント】おむつを引き上げる時は、両手を使い、人差し指を立体ギャザーの内側に沿えて、広げるように引き上げると、立体ギャザーが太ももに沿って立ちやすくなります。
3.ウエストのテープをとめます
おなかにあてたおむつの端が折れないように片手で押さえて、テープを引っ張りながら、左右が対称になるように貼ってください。おなかまわりは指が1本程度入ってやや抵抗があるくらいにしましょう。
【ポイント】おむつのおなか側のテープを貼り付けるところに、(1)~(3)の番号がついています。番号に合わせると左右対称に貼りやすくなります。
4.ギャザーやフリルを整えます
おむつをつけ終えたら、おなかまわりのギャザーや足まわりのフリルが内側に折れ込んでいないか確認してください。太ももまわりのフリルをつまみ上げ、内側の立体ギャザーが立っているか、のぞいて確認してください。
立体ギャザーが外向きに倒れていたり、よれていたりしたら、肌と立体ギャザーの間に、指を入れて立ててください。
※上手にはかせているのにモレたり、お肌にゴムのあとが赤く残る場合は紙おむつのサイズを変更してください。
テープタイプを上手につけるポイント
テープタイプを上手につけるポイントは「指1本」。ウエストや太もものゴムの部分にママの「指1本」が、ちょっと抵抗を感じながら入るくらいがちょうどです。
ゆるみやモレを防ぐチェックポイントをおさえておきましょう。
1.おなかまわりのゆるみ
特に、新生児用、Sサイズを使用している場合、寝ている時と座っている時、空腹時と満腹時では、おなかまわりの大きさが違ってきます。状況に応じて、こまめに調整してあげましょう。常に「指1本」のゆるみを意識して。
2.太ももまわりのゆるみ
太ももまわりも、指1本を入れてやや抵抗がある程度のゆるみをもたせてあげましょう。
3.おちんちんは下向きに
男の子の場合、おちんちんがギャザーの上に乗ってしまったり、上向きになっているとおしっこが思わぬ方向に流れ、モレを起こしやすくなります。おちんちんは下向きにして、おむつで覆うようにしてください。
4.新生児はおへそを出して
新生児期の赤ちゃんはおへそがジュクジュクしていますので、できるだけ圧迫しないようにしてください。おへそにガーゼをあてたり、あたる部分のおむつを折り返したりして、やさしく守ってあげてください。
5.サイズ調整
テープを止める位置を変えることで、太ももの太さに合わせてある程度太ももまわりを調整することができます。
【股ぐりにすき間ができてしまう場合】
太ももが細めで股ぐりにすき間ができてしまう場合、おむつのおなか側を広く深く多めにとっておなかにあて、テープを下の方に貼ると、おむつの太ももまわりが狭くなり、ぴったりします。
【きつくて肌に跡がついてしまう場合】
太ももが太めできつい場合は、おむつ全体を浅めにあて、テープを上の方に貼ると太ももまわりを広くすることができます。
パンツタイプの上手なはかせ方(立ってはかせる場合)
パンツタイプはその名の通り下着のパンツのように作られているので、
サイズが合っていれば簡単です。
ムーニーマンの例で上手なはかせ方をご紹介します。
1.赤ちゃんをつかまり立ちにします
前後を確認して、普通のパンツをはかせるのと同様に赤ちゃんをつかまり立ちの状態にします。
おむつの両脇を両手で広げ、赤ちゃんの足を片足ずつ通します。
2.足を通したらおむつを引き上げます
太もも部分にすき間ができないように、おへそのあたりまで、しっかり引き上げてください。
3.全体を整えます
おなかまわりのギャザーや足まわりのフリルが内側に折れこんでいないかどうか確認してください。
※上手にはかせているのにモレたり、お肌にゴムのあとが赤く残る場合は紙おむつのサイズを変更してください。
パンツタイプの上手なはかせ方(寝てはかせる場合)
ねんねやはいはい時期の赤ちゃんは、パンツタイプを寝た状態で替えます。
ムーニーマンSサイズ、Mサイズの例で上手なはかせ方をご紹介します。
1.赤ちゃんを寝た姿勢にします
おむつの足ぐりから手を通し、赤ちゃんの足を持って片足ずつひざまでおむつに通します。
2.足を通したらサッと引き上げます
おむつを両足とも太ももまで引き上げ、さらにウエストの位置まで引き上げます。
3.全体を整えます
おなかまわりのギャザーや足まわりのフリルが内側に折れこんでいないかどうか確認してください。
※上手にはかせているのにモレたり、お肌にゴムのあとが赤く残る場合は紙おむつのサイズを変更してください。
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