赤ちゃん(新生児)の初めての外出で気をつけたいことやポイントは?
新型コロナウイルス感染症が流行して以来、誰もが家に閉じこもりがちになりましたね。でも、屋外の風に当たることは心地よいこと。お散歩は大人だけでなく、赤ちゃんにも気晴らしになります。
赤ちゃんと一緒にお散歩や公園などはいつから行けるのでしょう?今から楽しみな反面、不安や心配も多いものです。「いつ頃から?」「どうやって?」という基本の疑問にお答えします。
監修者プロフィール
難波直子さん
NPO法人育児サポートdouce.理事長 兼代表助産師
助産師歴25年!のベテラン助産師 難波さん。
新型コロナウイルスの影響で対面での両親学級が中止となり、不安を抱えるママやパパに向けて妊娠中に聞いておきたい身体の変化や注意点、またおむつの替え方などを楽しく分かりやすくお届けします。
ムーニーサイトで大好評の「ムーニーちゃん学級」の講師を務めるほか、オリジナル両親学級も開催中です。
2019年第8回厚生労働省 健康寿命を伸ばそうアワード 団体部門 優良賞受賞。
初めてのお出かけ
生後1ヶ月健診が終われば、赤ちゃんも外出が可能になります。この頃はお宮参りなどもあり、外に出て行く機会は多くなります。でも無理をするのは禁物。お天気や赤ちゃんの様子をみて無理せずお出かけに慣れていきましょう。
1ヶ月健診が終わったら
1ヶ月健診が終わり小児科医師のOKがでたら、そろそろ散歩に出かけましょう。もちろん、寒い季節や体調の悪いときは無理にお出かけをする必要はありません。天気のよい日に、ゆっくりと散歩を楽しめば、外の空気に触れることで、赤ちゃんも少しずつお外の世界に慣れ、やがて抵抗力もついていきます。また、赤ちゃんにとって家の中から世界が大きく広がり、はじめての育児のママ&パパにとってもほどよい気分転換になるでしょう。散歩を日課にできるようにしていけば、ご家族の生活リズムも作りやすくなりますね。
まずは5分間の外気浴から
生後1ヶ月の間、ほとんど部屋でねんねしていた赤ちゃん。いきなり頑張って遠出したりせず、まずは家のベランダやご近所で、外の空気に慣れさせてあげましょう。最初は5分、10分…と少しずつ時間と距離を伸ばしていきます。少し長めの散歩をするときは授乳と授乳の合間に。人混みや車の多い道路は避け、公園などで一息入れるのもいいでしょう。赤ちゃんが疲れていないか様子を見ながら、ママやパパも散歩を楽しみましょう。
こんなときはお出かけは控えましょう
- 天気が悪いとき。晴れていても風が強い日、寒い日は散歩も見合わせて。
- 猛暑で気温が高すぎる時間帯
- 赤ちゃんの具合がよくないとき。体温がいつもより高い、母乳やミルクの飲みが悪い、嘔吐が続くなど、なんとなく調子が悪そうと感じる時は無理をする必要はありません。
- 産後のママ自身の体調が悪いときは無理は禁物です。
監修/NPO法人育児サポートdouce.理事長 兼助産師 難波直子さん
update : 2022.07.27
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