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赤ちゃんのあせも予防

気温だけでなく湿度も高い日本の夏。
特にこの時期は、さほど暑く感じなくても汗をかいてしまうもの。
汗っかきの赤ちゃんはあせもが心配な季節です。
今まで、原因がよくわかっていなかったあせもについて研究によってあせもの発症と細菌の関係を実証しました。
できてしまってからより予防が大切なあせもについて最新の情報をお届けします!

unicharm

取材協力:ユニ・チャーム

赤ちゃんにあせもはつきもの?

あせもの一番の原因は汗。おとなも汗をかくのに、なぜ赤ちゃんの方があせもになりやすいのでしょう?

赤ちゃんとおとなについて比べてみました。

赤ちゃん おとな
汗腺の数 汗腺の総数は、おとなとほとんど変わりません。だから体の表面積が小さい赤ちゃんは、汗腺の密度はおとなより高く、しかも基礎代謝もおとなより活発なので汗っかきなんですね。 汗腺の総数は200~450万、このうち実際に汗を分泌する活発な汗腺は、日本人の平均で約230万個と見積もられています。
暑いと
感じたとき
赤ちゃんは暑いと感じても自分ではどうすることもできません。言葉を話せないうちはなおさらです。自分の感覚を具体的にママに伝える手段がないのです。 暑ければ上着を脱いだり、扇子などであおいでみたり、エアコンで気温の調節も自分でできますね。おとなは不快感から自分で身を守ることができるのです。
汗をかいたとき 汗をかいても赤ちゃんは自分で拭くことができないし、濡れた衣服を着替えることもできません。汗をかいていないか、様子をこまめにチェックしてあげましょう。 汗をかけば自分でぬぐえるし、衣服を着替えたり、シャワーをあびたり、自分で清潔さと涼しさを保つことができるので、おとなは汗をかき続けずに済むのです。

赤ちゃんの肌の方がおとなよりも、
汗がたまっている時間が長そうですね

※11ヶ月から42ヶ月の乳幼児のママに聞いたあせもができた場所(2005年8月ユニ・チャーム調べ)

ねんねの赤ちゃんが布団に触れていたり、
汗がたまりやすい部分にあせもができやすいようです

実は知られていなかった!?「あせも」のホント

汗が肌に長時間たまっていると、肌ではどんなことが起きているのでしょう?

実験でこんなことが解明されました!

あせもができるメカニズムは、まだはっきりと解明されていません。しかし人間の肌に普通に住んでいる「表皮ブドウ球菌」という細菌がかかわっていることが、これまでにも指摘されていました。ベビータウンサポーター企業であるユニ・チャームと、徳島大学医学部皮膚科との共同研究によって、この細菌があせもに関与していることがより明確になりました。実験は成人男性の肌をラップで密封して汗が乾かない状態にして、あせもができたところの肌の変化を調べました。

汗をかくと、肌の上の「表皮ブドウ球菌」だけが増殖し、それを放っておくとあせもができやすくなるのです。

(06年日本皮膚科学会にて発表)

表皮ブドウ球菌が増えなければあせもができにくい!

下のグラフは、化粧品などにも使われる天然の抗菌剤をつけて同じ実験をした結果との比較です。抗菌剤が表皮ブドウ球菌の増殖を防ぎ、またあせもの発症も減りました。つまり表皮ブドウ球菌が増えなければあせもができにくいことがわかったのです。

あせもの予防には、汗をかきにくくすることだけでなく、やっぱりお肌を清潔に保つことが必要なんですね!

(06年日本小児皮膚科学会にて発表)

抗菌すると菌の増殖を防ぐことができる。


抗菌剤の有無による菌数増殖のグラフ

抗菌すると汗をかいてもあせもができにくい。


抗菌剤の有無によるあせも発症率のグラフ

(データはユニ・チャーム調べ)

  • CFU:細菌検査の結果に使われる単位。培地で培養した菌がつくる集団の数を表す。
  • 表皮ブドウ球菌は肌の常在菌(誰の皮膚でもみつかる、通常では病原性のない細菌)で、異常に増殖しなければ悪い菌ではないので心配しすぎる必要はありません。

汗の季節は、見えない部分のケアをたいせつに!

赤ちゃんのあせもを予防するということは、汗と菌を肌にためこまないことが大事だということですね。

そのためにはどうしたらいいのでしょう?

汗をかきすぎない室内環境をつくりましょう

赤ちゃんにエアコンを使いたくないというママも多いようですが、暑すぎる環境もかわいそうです。赤ちゃんを寝かせる場所は日光が当たらない場所にしたり、エアコンの風が直接当たらないように工夫したり、ドライ機能を上手に使ったり適度な温度調節をするなど、蒸し暑い室内環境は避けましょう。

「はだけてかわいそう」はちょっと待って!

寝返りができるようになると、赤ちゃんが毛布などを蹴飛ばしていることがよくあります。「はだけてかわいそう」とおとなはつい掛け直してあげたくなりますが、蹴飛ばしたり、寝場所を変えようとするのは暑いと感じているからかも。放りっぱなしもよくありませんが、まずは汗をかいていないか様子を見て、汗をふいたり体温で熱くなった布団の向きを変えたりしてみては?

汗をかいたあとは寝冷えが気になりますから、しばらくしたら毛布をかけてあげましょう。

赤ちゃんの衣類は年間を通して「おとな-1枚」

汗っかきの赤ちゃんの衣服は、年間を通しておとなよりも1枚少なくていいと言われています。風邪をひかないようにと、モコモコに着させられて真っ赤な顔をして汗をかいている赤ちゃんを見かけることもよくあります。最近はエアコンの普及もあり、冬でもあせもができる赤ちゃんが多いそうですから、おとなの感覚で着せる前に、汗をかいてないかチェックしてから枚数を調節しましょう。

汗の季節は特に通気性のよい衣類を

赤ちゃんの肌着はコットン(木綿)素材が基本ですね。肌触りだけでなく、吸水性がいいから汗っかきの赤ちゃんにはぴったりです。同じコットンでも織り方や編み方によって特徴が異なるさまざまな生地のものがあります。夏場は吸水性だけでなく放湿性にすぐれ、汗をかいてもすぐに乾く素材がベスト。タオルのようなパイル生地は吸湿・放湿とも優れていますが、保温性が高いので体温がたまりやすいことも。ガーゼ生地のような風通しのいいものが夏場には向いています。

着替え、おむつ替えはこまめに

汗だけでなく細菌があせもに関与しているとなると、やはり清潔が一番。汗をかいた衣服はできるだけ着替えさせてあげたり、いくら吸水性が高くて数回のおしっこも吸収してくれる紙おむつでも、こまめに替えてあげましょう。おしっこを吸収する場所は吸収体のはたらきで表面がサラサラしていますが、あせもができやすいのはウエストギャザーなどの部分なので、やはり衣服と同じように汗をかいていたら替えてあげたいですね。

あせもの予防には汗をかいたままにしないことが一番。

そのうえ、細菌がかかわっているとなるとさらに清潔を心がけるために、赤ちゃんの肌に触れる素材にも気を配りたいですね。

赤ちゃんのお肌を守れるのはママやパパだけ。

通気性のよい肌着やおむつを選んで汗をかいていたら普段よりも頻繁にかえてあげましょう。

update : 2016.06.14

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