おっぱいは元通りになるの?
妊娠中変化したおっぱいが、授乳することでさらに変化します。授乳も終えた後は最終的におっぱいはどうなるのでしょうか?
監修者プロフィール
井上裕子先生
井上レディースクリニック 理事長・院長
医学博士。日本産科婦人科学会専門医、日本乳癌学会認定医、日本医師会認定産業医、日本医師会認定健康スポーツ医、母体保護法指定医師。
診療のかたわら、思春期から更年期の様々な女性に対しての講演活動、また、雑誌などに、出演、監修、執筆するなど多方面で活躍。
著書に「産婦人科の診療室から」(小学館)、「元気になるこころとからだ」(池田書店)、「赤ちゃんとお母さんのための妊娠中のごはん」(池田書店)など。
現在は、リボーンレディースクリニック 理事長、NPO法人マザーシップ 代表を兼務。
産後におっぱいの大きさや形は変わる?
妊娠中や授乳中は、平均2カップくらいバストが大きくなることが多いようですが、産後1年後くらいにはだいたい元のサイズに戻っていきます。でもとても個人差があるようです。ただ年齢とともに、形や張りは残念ながら、妊娠前のようには戻らないことが多いようです。母乳授乳中はバストに負担をかけない方がよいですが、バストラインが気になる人は、卒乳後に補整下着などを利用したり、エクササイズするなど、多少の努力は必要かもしれません。
乳首の色は?
妊娠、出産前はホルモンの関係で黒くなってしまったママが多いのでは?こちらは、授乳中は元に戻るとまではいかないかもしれませんが、徐々に色が薄くなっていくようです。卒乳する頃には、だいたい元に戻ります。
ミルク育児の場合は?
母乳をあげていたかどうかは、おっぱいの変化に関係ありません。出産を経験すれば、おっぱいは少なからず変化するものです。変化の度合いは、母乳かどうかではなく、個人差によるものが大きいようです。
元のバストに近づけるためにできることは?
日常生活の中でできること
赤ちゃんとのお散歩のときなど、つい余裕がなくて前かがみになっていることはありませんか?姿勢良く歩くことは、バストアップに効果的です。日常の中でも、ちょっと姿勢に気をつけるだけでバストアップにつながるので意識して実践してみましょう。
バストアップ体操をしてみる
おっぱいがたれてしまった場合、乳房自体には筋肉はありませんが、乳房が付いている大胸筋を鍛えることが少しだけバストアップの改善につながります。体操やエクササイズは継続することに意味があります。人気YouTuberなどが忙しいママでも簡単にできるバストアップ体操をSNSなどでたくさん紹介していますので、自分に合っていて無理なく続けられるものを探してチャレンジしてみては?
先輩ママの産後のおっぱい体験談
妊娠中にはほとんどの妊婦さんがバストサイズが大きくなりますが、産後の変化はひとそれぞれ。
先輩ママに産後のおっぱいの変化について聞いた体験談をぜひ参考にしてください。
産後のおっぱいの変化~痛み・張り・大きさの体験談はこちら>>
監修/井上レディースクリニック院長 井上裕子先生
update : 2022.07.27
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