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妊娠中に気をつける7つのこと~セックスや食べ物・病気~

妊娠中はつわりをはじめ、体調がどんどん変化するので、とまどってしまう人も多いと思います。体質などで個人差はありますが、仕事を休んだりやめたりすることで運動不足になり、体重の増加が進んでしまったり、便秘したり、イライラしたり……。今回は、ママと赤ちゃんの健康を守るために、セックスや病気、食べ物、ダイエットなどの妊娠中に気をつけたい7つのことを、助産師の浅井貴子さんに伺いました。

監修者プロフィール

浅井貴子さん

都内在住フリー助産師・マタニティーアロマセラピスト。世田谷区産後ケアセンターボディーケア責任者。妊婦さん対象の「プレママ★アロマ教室」を開講し安全な精油の使い方や自然な出産方法の提案を行なう。また、助産師のメディカル知識を活かした、妊婦水泳&マタニティーアクアビクスの専門家でもある。

妊娠中に気をつけること7つ

1.妊娠中のセックス

お互いに求め合う気持ちがあれば、妊娠中もセックスはOKです。でもルールを守ることが大切。妊娠初期の11週以前と妊娠後期の32週以降は、流産・早産が心配なので控えた方が良いです。セックス中に体調が悪くなった時は無理をしないこと。感染症予防のためにコンドームをつけること。手や爪などを清潔にすることも必要です。また、正常位では旦那さんは腕を伸ばし、ママのお腹を圧迫しないようにするなど、体位によっても注意が必要です。挿入が深くなる屈曲位などはお腹を圧迫するので妊娠中は避けたい体位です。

  • お腹が張るとき

    お腹が張る時は子宮が収縮しています。収縮が強くなる心配があるのでやめましょう。

  • 出血があるとき

    出血があるときは、妊娠で充血している膣や子宮が傷ついたり、切迫流産・切迫早産のサインです。セックスは医師の許可を待ってからにしましょう。

  • 切迫流産や妊娠高血圧症候群(妊婦中毒症)のとき

    切迫流産や切迫早産、妊娠高血圧症候群(妊婦中毒症)などで安静が必要な時は、セックスはやめましょう。

  • 性感染症になってしまったとき

    性感染症の治療中にセックスをすると完治が遅れるので、医師の許可が出るまで控えましょう。

2.妊娠中の病気

妊娠中は免疫力が低下しているため、体調を崩しやすくなります。規則正しい食生活はもちろんのこと、手洗いやうがい、十分な睡眠、定期的な運動を心がけて過ごしましょう。あとは、おりものが増えてきたら下着をこまめに変えること。そして、できるだけお風呂に浸かった方がいいです。体温を上げて体を温めるとウイルスが近寄ってきません。

  • 風邪

    妊娠中は赤ちゃんを異物として攻撃してしまわないように、免疫力を落としています。そのせいで風邪をひきやすくなっています。37度前後の微熱なら、ゆっくり体を休ませれば妊婦でも2~3日で治るでしょう。しかし、高熱が続く場合は体力が落ちて重症化することもあるので、症状が悪化してしまったら受診しましょう。

  • 頭痛、肩こり

    大きくなった子宮のせいで、血行が悪くなったり、姿勢が悪くなったりして、頭痛や肩こりになることがあります。お産への不安が原因のことも。適度な入浴と普段からのストレッチで血行を良くし、ストレスを解消すると、痛みがやわらぎます。

  • 貧血

    妊娠中は血液の循環量が増えます。でもその増加分の多くは水分(血漿)なので、貧血気味になります。妊娠前から貧血の人はよけいにひどくなるので、注意が必要です。鉄分をきちんと摂取して予防を。

  • 子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)

    子宮内に筋肉のこぶのようなものができる病気。主に子宮の外側に飛び出すようにできる「漿膜下(しょうまくか)筋腫」、子宮壁の中にできる「筋層内(きんそうない)筋腫」、内側に突き出すようにできる「粘膜下(ねんまくか)筋腫」、子宮頸部にできる「子宮頸部(しきゅうけいぶ)筋腫」などがあります。受精卵が着床しにくいことから、不妊や初期流産の原因になることが。妊娠中は経過が順調であれば、多くの場合、それほど問題になりません。ただ、出産のときは陣痛が弱くなるなどのトラブルが起こることがあります。

  • 虫歯

    妊娠中は唾液の成分が変化するため、虫歯や歯周病がひどくなりがち。おなかが大きいと歯科で治療を受けるのも大変です。できるだけ妊娠初期~中期のうちに治療を。

3.妊娠中の食べ物

妊娠中に摂取を控えたいのは塩分とエネルギー。どちらも多く摂りすぎると、妊娠高血圧症候群などの病気の原因になり、出産に影響があるので注意しましょう。そして、基本的に生ものや古くなった惣菜などには気をつけてください。また、パクチーが好きだからといって山盛り食べるなど、あまり偏った食べ方をしないように。あとは甘いものを食べると血糖値が上がってしまいます。ジャムパン一個食べただけでもすぐにググンと上がるので、血糖検査がある検診の前の日の夜から当日の朝は、特に甘いものを控えめにしてください。どうしても甘いものが食べたくなったら、サツマイモをふかしたり、フルーツやヨーグルトなど栄養のあるものを。

■できれば避けたいもの

  • カフェイン

    血管を圧縮させるため、赤ちゃんへの栄養や酸素の供給に支障が。飲み物はほうじ茶や麦茶、妊婦さん用のハーブティがベター。

  • 一部の魚

    魚はビタミンやミネラル、カルシウムなどの栄養豊富でぜひ食べたいもの。けれどメカジキやキンメダイは水銀の蓄積が多いので週2回までに。

  • 添加物や農薬

    母親が食べたものがそのまま赤ちゃんに吸収されるかもしれないことを考えると、できるだけ含まれていない食品を選びたい。

  • アレルゲン食材

    5大アレルゲン食材といわれる、卵、牛乳、小麦、落花生、そばをはじめ、フルーツや肉類、貝類など、食物アレルギーになりやすい食品ばかりを食べていると、赤ちゃんがアレルギー体質になる可能性が。バランスが大切。

4.妊娠中の便秘・痔

妊娠すると便秘がひどくなるのは、妊娠を継続させるために増える黄体ホルモンが腸の動きを抑えたり、大きくなった子宮が腸を圧迫して、動きを妨げたりするから。また、運動不足や野菜不足の食生活も便秘を悪化させる原因になります。便秘がひどくなると、肛門の粘膜が傷ついて出血したり、静脈が圧迫されてうっ血し、こぶができます。これが痔です。放っておくと悪化するので、早めに医師に相談を。座薬など、妊娠に影響しない薬を処方してくれます。

■便秘の解消法

  • 食物繊維をたくさん摂る

    ほどよい柔らかさと量の便を作り、腸内環境を整える食物繊維を一日20~25g(切り干し大根100g程度)を目標に摂ります。特に寒天やところてん、海藻類、ナタデココなど、水溶性の食べものがおすすめです。

  • 適度な運動をする

    腸の動きを刺激するために、毎日、ウォーキングなどで適度に体を動かすことも必要です。

  • ヨーグルトを食べる

    ヨーグルトに含まれる乳酸菌などの善玉菌を増やして、腸内環境を良くすることも大切です。

  • 毎日決まった時間にトイレに行く

    毎日、出ても出なくても同じ時間帯にトイレに。便通のリズムが整い、便意を感じやすくなります。

■痔の種類

  • いぼ痔

    肛門の静脈に血液がうっ血し、こぶのようなものができる痔。妊娠中は特にできやすい。

  • 切れ痔

    硬い便を出そうとして、肛門の粘膜に傷がついた状態。出血や痛みがある。妊娠中に多い。

  • 痔ろう

    肛門と直腸の境目で細菌感染が起こり、化膿する病気。便秘が原因で起こることは少ない。

■痔を予防するには?

  • 血行を良くする

    お風呂で温めたり、シャワーを当てて、肛門の血行を良くする。

  • 無理にいきまない

    便を出そうとトイレで頑張りすぎないようにします。

  • 清潔にする

    排便後はシャワートイレで清潔に。入浴時もお湯できれいに洗いましょう。

■痔になってしまったら?

  • 刺激物を控える

    痔の炎症を悪化させる唐辛子などの刺激物は避けます。

  • 立ちっぱなしは避ける

    長時間、立ち続けると血行が悪くなり、痔が悪化してしまいます。

  • 清潔にして血行促進

    肛門にシャワーをあてると、感染予防と血行促進の効果がアップ。

5.旦那さんは注意!妊娠中の浮気

妊娠中に旦那さんが浮気をしてしまい、離婚問題に発展するケースは意外と少なくありません。妊娠中はつわりなどで体調も悪くなり、身動きも取りづらくて今まで通りの生活が送れなくなり、ストレスも多くなります。そんななか、旦那さんの浮気が発覚してしまったら……。夫婦の信頼関係は一気に崩れ、ママの心に大きな傷を残します。さらに妊娠中の浮気は、ママの赤ちゃんに対する愛情さえ揺るがしてしまうものです。お腹の中で大切に守り育ててきた赤ちゃんの誕生が、幸せなものから一気に恐怖に変わってしまう人もいます。旦那さんの浮気はママが妊娠中のため、性行為の回数が少なくなることが大きな原因の一つですが、ホルモンバランスの乱れでママが情緒不安定になってしまうこと、ママが旦那さんにかまってあげなくなったことなどの理由も考えられます。ママの妊娠による変化に夫がついていけなくなることは、ママにはどうしようもない部分もありますが、セックスだけではなく、できるだけスキンシップを多くするなど旦那さんのために努力をしてあげるのも大切です。「特に、『里帰り』する人は、長期間離れ離れになってしまうので、なるべく産後の1ヶ月検診を終えたら旦那さんの元へ帰ってあげるようにしてくださいね」(浅井)

■妊娠中の旦那さんとのスキンシップ

旦那さんとのコミュニケーションにセックスは有効な手段。けれど、妊娠するとセックスに消極的になるママも。そんなときは、旦那さんにマッサージをしてもらうのもおすすめです。妊娠すると下半身の血行が悪くなり、むくみや冷え、足のつりなどのトラブルが増えがちです。お風呂上がりなどに、旦那さんに足もみマッサージをおねだりしましょう。休日であれば、ベッドでゴロゴロしながら背中や腰の愛情マッサージを、一緒にバスタイムを楽しみながらのマッサージもおすすめです。マッサージならママは心身ともに疲れが癒され、旦那さんはママの体の状態を知ることができます。二人の愛情が深まればお腹の赤ちゃんも幸せです。

6.妊娠中のダイエット

妊娠中は、お腹の中で赤ちゃんを育てるために栄養を蓄えなければならないので、体重が増えるのは当然のこと。過度なダイエットはNGです。とはいえ、食欲のままに食べてしまうと太りすぎてしまい、妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群、難産になる可能性が高くなってしまいます。バランスの良い食事と適度な運動を心がけましょう。おすすめはマタニティエクササイズ。簡単なストレッチで体調不良を改善したり、ヨガでリラックスしたり。気が向いたときにほんの10分、体と心を軽やかにしましょう。なかでも、プールの中で妊婦向けの有酸素運動をするマタニティスイミングやアクアは、水圧によってむくみが解消されやすく、水の浮力があるため、腰痛や関節痛があっても体を動かしやすいのが最大のメリット。楽しく運動しながら持久力がついて、お産の自信にもつながります。妊娠経過にトラブルがあったり、おなかが張っているときは、無理に行わず、安静にしましょう。

■妊婦生活を快適にするエクササイズ

  • ストレッチ

    腰痛や便秘、むくみなどの不快症状もやわらぎ、お産にも備えることができます。

  • ヨガ

    ゆっくり呼吸することで、心も体も解きほぐされたようにリラックス。お産にもお役立ち。

  • ウォーキング

    いつもの散歩にちょっぴり本格的なウォーキング法を取り入れて。体重管理にもひと役買ってくれます。

  • マタニティビクス

    妊婦用にアレンジされたエアロビクス、音楽に合わせて心地いい汗をかけば心もスッキリ。

  • マタニティスイミング、アクア

    プールの中で行う運動。水の浮力があるので、腰痛や足の浮腫がある人に最適で体重のコントロールがしやすいです。

7.旦那さんは注意! ストレスになりそうな発言は無視!

「太ったね」「寝すぎじゃない?」「仕事しなくてよくていいな~」……。妊娠中は旦那さんが何気なく発する一言に傷ついてしまうもの。旦那さんにあらかじめ言って欲しくないことを伝えておくというのも手ですが、その都度「その言葉は傷つくから言わないで!」とハッキリ伝えることも大切です。一人で嫌な思いや怒りを溜め込まないように、旦那さんにも協力してもらいましょう。また、妊娠中は産院で医師に言われることにもストレスを感じる人が多いようです。「体重管理をしっかりしてください」「大きくなりましたね~」「赤ちゃんの頭が大きいですね」など、毎回検診のたびにいろいろ言われますが、いちいち気にしなくて大丈夫です。ストレスを感じてしまうと赤ちゃんにも影響が出る可能性があります。妊娠中はできるだけ怒らず、穏やかに過ごしましょうね。

最後に、妊娠中・出産後に旦那さんにイラっとしたママたちのエピソードをご紹介します。

(そらちゃんママ0029さん)

予定日まであと2週間。旦那さんは前よりお腹を触ったり赤ちゃんに話しかけたりするようになりました。そして最近よく、「子ども何人ほしい?」って聞いてきます。旦那さんもあたしもできれば3~4人希望です。「俺最初は年子がほしい」と言われました。あともうちょっとで産まれてくる赤ちゃんを無事出産したら一時は休憩と思ってたのでちょっとびっくりしてます( ;∀;)笑。

(あすなママ0003)

同居2年目の1歳娘のママです! ここ数ヶ月前から姑とトラブル続きで悩んでいます……。書き込みみてると皆さん大変そうですね。結局家事は嫁がすべてやるのが当たり前なんですかね!? 旦那もそんな考えっぽいので発散できるところがないです((T_T))

(momo0220さん)

義両親、主人、2歳の息子、室内犬1匹と同居してます。結婚前から同居が決まってて、妊娠5ヶ月くらいにリフォーム後同居になりました。義両親は優しく、特に義母はよくしてくれてうまくいってますが、問題は主人です! 自分の実家ということもあるのか、何かあれば母ちゃんに頼めば~と口癖のように言います。子守も義父の方が上手で息子は義父の方に懐いてました。最近はちょこちょこ私がシメてたので、やっと子守に協力的になりましたが、2人目妊娠中の私にとっては不安だらけで……。結局、義両親の方があてになるという結果です。まさか義両親との関係より主人との関係に悩むとは思いもしませんでした~_~;

(りつまま0003さん)

2歳9か月の娘と3か月の息子がいます。娘は息子が生まれてから、『ママーママー』と何でも私にしがみつくようになりました。最初のうちは嬉しかったのですが、息子の寝かしつけの際も娘がしがみついてきて、なかなか寝かすことができず……。旦那は隣で爆睡……。旦那のいびきを聞くたびにいらっとしてしまいます……。

妊娠中に気をつけることをたくさん挙げましたが、妊娠中に一番大切なことは、リラックスした穏やかな気持ちで毎日を過ごすことです。仕事をしていて、日々ストレスを感じたり、忙しすぎて疲れが溜まりすぎている人も多いと思います。そのなかでも、映画や音楽、読書など、少しでも自分が幸せな気持ちになることをしたり、好きな人とたくさん話したり、たまには美味しい食事を思いっきり食べたり…。ストレスを溜めずに自分のペースでマタニティライフを楽しんでくださいね。ママが幸せな気分だと、赤ちゃんも幸せです。

監修・取材協力/浅井貴子さん

update : 2018.01.31

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