初めての妊娠検査 | 産婦人科の診察ってどんなふうに進むの?

初めての診察ってどんなふうに進むの?
普段健康で病院などに慣れていない人だと、医療機関のしくみそのものにどぎまぎしてしまうことも。まずはあわてず、焦らず「受付」を探しましょう。すべてはここから始まります。
診察の結果、めでたく妊娠と判定されたその日から「ママ」としての生活が始まります。
まずは初めての診察の流れをひとつずつ見ていくことにしましょう。
初めての受付から診察まで-1 産婦人科専門医院の場合
受付の仕方は、医療機関によって異なります。以下は代表的な例で、診察室に入るまでの流れを簡単に解説します。まずは、産科・婦人科など、診察科目を限定している医療機関の代表的なケースです。
産婦人科専門医院の場合
初めての受付から診察まで-2 総合病院の場合
総合病院の場合
初診の流れ
さあ、初めての診察の本番です。医療機関によって順序は異なりますが、初診では以下のような診察が行われます。流れがわかっていれば戸惑わずにすみますね!
医師からの問診
問診票で診察前に記入するケースも多いですが、再度確認のために医師からの問診で診察がスタートするケースがほとんどです。
医師から尋ねられる内容はおおまかに下記の内容です。
問診の主な内容
- 最終月経の開始日と終わった日、月経周期
- 結婚した年齢
- 過去の妊娠、出産、流産、人工中絶などの経験
- 過去にかかった病気
- アレルギーの有無
- 親族の病歴など
答えにくい内容もありますが、みなさんとおなかの赤ちゃんの状態を正確に把握してもらい、健康を守ってもらうためにはどれも大切なことなので、隠さずになるべく正確に答えましょう。医師には患者の個人情報とプライバシーを守る「守秘義務」があります。家族にも秘密は守ってもらえますので大丈夫です。
事前に問診の内容などを確認しておくと心の準備ができて安心ですよ!
尿検査
市販の妊娠検査薬での判定と同じように、産婦人科でも尿検査によって判定をします。
通常の健康診断と同じように、採尿用のコップを渡されますので、指定されたトイレで採尿して提出します。
触診と内診
触診では、医師がおなかを触って外側から子宮のようすを診察します。
そして気になるのが内診ですね。内診とは、医師が膣のなかに指を入れて、子宮や卵巣の状態を直接触った感覚で調べる診察方法。最近は腹式の超音波検査を行って、内診を省くケースもあるようです。
内診は誰でも気が進まない診察ですが、ママと赤ちゃんの健康のためには大事な診察なので、「安心なお産のため」と割り切りましょう。ママになった人は全員経験していること。「1年間にこの経験をする仲間は、日本中で100万人いる」と思えば、どうってことないんです、ね!
超音波検査
超音波検査(エコー)は、胎児の心拍や発育状態を確認したり、問題のない妊娠かどうかを確認するための検査です。
妊婦の定期健診などでおなかに機械(プローブ)をあててモニターで観察している様子を見聞きしたことがある人も多いのでは? 初診で触診するかわりに、このようなおなかにプローブをあてる腹式検査を行うケースもあります。また、子宮が大きくなっていない初診の際は、経膣プローブと呼ばれる棒状の器具を膣の中に入れて確認することが一般的。人間ドッグの婦人科健診で経験されたことがある人もいるかもしれませんね。
内診同様、経膣の超音波検査も知らないとちょっとビックリしてしまうかもしれませんが、胎児の様子だけでなく、卵巣嚢腫の有無などを確認することができる大事な検査です。
おなかや足に力が入ってしまうと、痛みを感じることがあるので、「緊張しそうだな」と思ったら、リラックスするために軽く口を開けて深呼吸してみましょう。
初診の診断結果
問題のない妊娠の場合
分娩予定日
現在の様子
妊娠生活での諸注意
問題がある場合
症状と処置の方法
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