出産の準備品にかかる費用【お金編】

赤ちゃんが産まれるということは、家族がひとり増えるということ。大人とは異なるお世話が必要な赤ちゃんの衣食住に必要なものをすべて揃えてあげなければなりません。以下は、それぞれの育児シーンで必要な基本的なもののリストです。価格は最も安い価格の目安を示しており、それでもすべての費用の合計はおよそ11万円弱にもなります。「赤ちゃんに少しでもいいものを」と考えると、この倍くらいかかることも。また、長く使えるものもある一方、消耗品もありますので、育児が始まってからのランニングコストも考えておきましょう。

新生児の赤ちゃん用の肌着やウェアのサイズは50cm。最初の1年はすぐ大きくなるので、次の60cmまでは出産準備で用意しておきたいもの。素材やデザインによって価格は大きく異なります。生まれたての赤ちゃんだからより高品質なものを選ぶか、すぐに着られなくなるのでなるべく安くと考えるかは人それぞれです。

赤ちゃんが産まれてすぐ母乳が出るかどうかは、産まれてみないとわからないもの。母乳用に必要なグッズとミルク用に必要なグッズは異なりますが、混合の可能性もありますし、完母でものちのち、白湯や果汁を飲ませるのに哺乳びんは必要なるので準備しておきましょう。

ベビー布団は必須ですが、ベッドで寝かせるか、床に直にお布団を敷くかはそれぞれのライフスタイルに合わせて。ベビーベッドはリースもありますので、上手に利用しましょう。

ほとんどの人が紙おむつを使うと思いますが、布おむつの場合はおむつカバーも忘れずに準備。紙おむつはサイズがいろいろあり、最初は新生児用を。今は新生児用にも3,000gまでの小さな赤ちゃん用サイズのものもあるので、もし小さく産まれても安心ですね。

新生児の頃は大人と一緒のお風呂には入れないので、ベビーバスを準備します。赤ちゃんは大人よりも肌がデリケートなので、生まれたときからスキンケアの習慣を！清潔と乾燥予防を心がけてあげることが、肌のトラブルを防ぐ基本です。

ベビーカーやチャイルドシートなど、おでかけ関連のグッズは比較的高価なものが多いため、おじいちゃん・おばあちゃんにうまくおねだりする手も。産院から退院するときに車で帰る場合は、必ず新生児から使えるチャイルドシートを準備しましょう。