つわりの時期はいつから?どんな感じなの?

つらいつわりはどうしたらいい?

妊娠のサインのひとつでもある"つわり"。通常は吐き気をともなう胃や胸のむかつきが妊娠初期から見られますが、症状や時期は人それぞれ。
「この気持ち悪さも、おなかに赤ちゃんがいる証拠!」と気持ちは前向きにとらえつつ、体は決して無理をせず乗り切りましょう!

つわりとは

  • はっきりとした原因はまだわかっていません
  • 主に妊娠初期(4週から15週)に見られます
  • 吐き気をもよおしたり、においに敏感になるなどの体調の変化が見られます

どう乗り切る?

  • 無理をしないことが大原則!
  • 食べたいものを食べられるときに食べられるだけとりましょう
  • 日常生活に支障をきたす場合は医師の診断を

では、詳しく見ていくことにしましょう!

つわりはいつ、どのように現れるの?

つわりはとても個人差があるものですが、主にどんな症状が、どんなときに起こりやすいかを知っておくと、対処法にもつながりそうです。

つわりはなぜ起きるの?

意外なことですが、つわりの原因については実はまだはっきりとした特定はされていません。有力視されている説としては、

  • 胎盤の絨毛から分泌されるホルモン(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)が、嘔吐中枢などを刺激するため
  • ホルモンバランスの変化で自律神経が失調するため
  • 精子の侵入や、胎児を母体が異物と判断してアレルギー反応をおこすため

などさまざま。その他にも精神的なことも原因と考えられています。原因が特定されていないために、「こうしたら治る!」という特効薬的な解決策もまだ見つかっていないというわけです。

つわりが始まる時期は?

多くの場合は、つわりは妊娠初期に見られる症状で、早い人だと「月経が遅れているな」と思う頃に始まる場合があります。妊娠4週ごろから15週ごろまで続くケースが多く、最もつらい時期は8−9週が多いようです。

しかし、時期にも個人差があり、10週くらいで終わる人もいれば、妊娠後期まで続く人もいたり、あるいはまったくつわりを経験しなかったという人もいます。

つわりの症状は?

つわりの主な症状は「吐いたり、吐き気を感じること」。多くは朝目覚めたときや、空腹時に症状が重くなるようですが、これもまた人それぞれ。

主な症状例には以下のようなものがあります。

吐く、吐き気がする

胃や胸がむかむかしてがまんができず、吐いたり、空腹時には吐くものがなくつらい症状となります。

また、常に口にものが入っていないと吐き気を感じてしまう「食べづわり」と呼ばれる症状になる人もいます。

においに敏感になる

自律神経が不安定になることで起きるようです。日頃は感じなかったにおいを嗅ぎ取ったり、ご飯が炊けるにおいや煮物の湯気など、それまではいい香りだと思っていたものが急に不快になったりすることがあります。

食べ物の好みが変わる

今まで好きだったものが急に食べられなくなったり、逆に嫌いだったものがむしょうに食べたくなるということがあります。

眠気がする

体がだるくなったり、いくら眠っても眠気が覚めないことがあります。

イライラしたり、頭痛がする

生理痛のような頭痛やイライラを感じる人もつわりの時期には多くみられます。

つわりの対処法は?

まずは「無理をしないこと」がこの時期は大事です。吐き気がしてもおなかはすきますので食べたいものを食べ、体がだるいときは休ませることができる環境作りを考えましょう!

バランスよく食べられなくても大丈夫!

「つわりで食事を思うようにとれないと、赤ちゃんが健康に育たないのでは?」と心配になることもありますよね。でも大丈夫。妊娠初期のつわりの時期の赤ちゃんはまだとっても小さいので、それほど多くの栄養を必要としていません。

また、赤ちゃんに必要な栄養は赤ちゃんに優先的に行くようなしくみになっているのが妊婦の神秘! 赤ちゃんに必要な葉酸(ビタミンB群の一種)などのビタミン摂取は必要ですが、それ以外は食べたいものを食べられるだけ食べましょう。

つわりを乗り切るポイント

人それぞれのつわりですが、この時期を乗り切る基本的なポイントをおさえておきましょう。

食べ物を受けつけないときはサプリメントも便利

つわりの頃は、栄養の量やバランスはまださほど気にしなくてもよい時期。とはいうものの、食欲がなくてもママ自身の体力のためにも食べられるときには少量でも食べておきましょう。

ただし、近年、妊娠初期の葉酸不足が流産や胎児の奇形の原因になることが多いとの研究報告が増えています。

以前は、妊娠中になぜか無性に食べたくなるファーストフードやジャンクフードなどだけでもOKとされていましたが、この時期はなるべく葉酸と、葉酸の吸収に必要なビタミンB12、B6、ビタミンCを意識的に取ることが必要です。葉酸はイチゴやグレープフルーツ、ほうれんそうやブロッコリーに多く含まれています。つわりでこれらを受け付けられないときは、葉酸が含まれるマルチビタミンのサプリメントで補うのもよい手ですね。

水分はきっちりとりましょう

水分が不足してくると、脱水症状を起こしたり、尿の濃度が濃くなったりするので、水分はまめに補給するようにしましょう。ミネラル豊富で水分の吸収のよいイオンドリンクはおすすめです。

枕元にすぐ食べられるものを

朝起きたときに吐き気を感じることが多く、すると一日がつらいものに。枕元にビスケットやクラッカーなどすぐに口にできるものを準備して、目覚めたとき寝たままそれらをつまんでから起きると、かなりラクに過ごせるようになります。

家事や仕事で無理をしない

においにも敏感になるつわりの時期。炊事や通勤の電車のにおいも耐え難く感じることが多々あります。この時期はプレママの体調も赤ちゃんの状態も不安定。無理をしないことが大原則です。

家庭では家族の理解を求め、つわりがひどいときには料理を交替してもらったり、インスタント料理やできあいのお総菜で済ませるなどして乗り切りましょう。

仕事を持っている人は、早めに職場に妊娠を報告して時差出勤や、短縮勤務を申し出ましょう。これは男女雇用機会均等法で雇用主に義務づけられていることなので、産院の医師に母子健康手帳に必要事項を記入してもらい、職場に申請すれば取得する権利があります。権利とわかっていても、なかなか言い出しにくい、と感じてしまう人もいるかもしれません。でも、仕事を元気に続けるためにも、「一番大事なのは、おなかの赤ちゃんとあなたの健康」ですよね。

気分転換を積極的に

精神的な要因も多いとされるつわりですので、お友だちと会っておしゃべりしたり、好きなことをして気をまぎらわせるなど、気分転換をすることでかなりラクになることもあります。

こんなときは医師の診断を!

つわりがつらく感じても、ムラがあるなりに食事はとれて、日常生活に大きな支障がなければ大丈夫。

けれど、下記のような「妊娠悪阻(おそ)」と呼ばれる深刻な状態になったら、ママにも赤ちゃんにも影響が心配ですので、医師の診断を受けましょう。

  • 一日に何度も吐いて脱水状態
  • 数日間ほとんどなにも食べられない
  • 妊娠前より体重が5kg以上減った
  • 体力が落ちてフラフラする

治療の方法は、点滴で水分や栄養分の補給、葉酸を中心としたビタミン剤の投与、場合によっては精神安定剤や制吐剤の投与などです。

症状によって、通院で済むケースと、入院が必要になるケースがあります。

また、妊娠中期以降でもつわりで食欲がないことが続く場合は、赤ちゃんへの影響が心配されますので、健診の際に医師に相談しましょう。

update : 2018.10.01

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