おねしょを減らすには?

おねしょを減らすには?

昼のおしっこ、うんちはパーフェクト!
いよいよ残るは夜のおねしょですね。
でも、おねしょは本人のやる気や努力、で改善できるものではないのです。

おねしょがなくなるために必要なのは、十分な「抗利尿ホルモン」の分泌と膀胱の容量です。
夜眠っている間に「抗利尿ホルモン」がたくさん分泌されると、おしっこが濃くなって量を減らしてくれます。また、膀胱の容量が増えればたくさんのおしっこを貯めておくことができますね。
だから、十分な「抗利尿ホルモン」が分泌されるようになり、膀胱が朝までおしっこを貯めておけるだけ大きくならないとおねしょはなくならないのです。

 

それでは、おねしょを減らすために
ママと子どもはどうしたらよいのでしょうか?

 

詳しく見ていきましょう!

おねしょは個人差が大きく、生後半年ぐらいからほとんど夜のおむつを汚さない子どももいますし、学童期になっても時々おねしょをする子どももいます。

4~5歳で25%(5人に1人)、6~7歳でも15%の子どもがおねしょをしているという調査報告もあります。

※ユニ・チャーム調べ

抗利尿ホルモンはどう増えていく?

抗利尿ホルモンは、夜に熟睡することによって分泌量が増えていきます。

だから、睡眠のパターンとともに分泌量が変わっていき、おねしょが減少していくのです。

成長と抗利尿ホルモンの関係

生後6ヶ月頃までの赤ちゃんは、一日中眠ったり起きたりしていましたね。

このときは昼夜の区別なく、膀胱におしっこが貯まれば反射的におしっこしていました。

そして生後6ヶ月を過ぎる頃から少しずつ、寝る時間が午前・午後のお昼寝と、夜の睡眠の3パターンへとリズムがついてきて、夜の睡眠中に分泌される抗利尿ホルモンがだんだん増えてきます。

5~6歳になると、昼は起きて夜に寝るという生活リズムが定着してきます。

さらに10歳頃までには、大人と同じように夜に集中して眠るパターンが完成されると言われています。この頃には、抗利尿ホルモンは大人同様に分泌されています。

「叱らず」「焦らず」「起こさず」の「おねしょ3原則」

子どもは気にしてないように見えても、おねしょをしたことに十分傷ついています。

それに追い討ちをかけるようにママが叱ったり、焦ったりすれば、子どもは自信をなくし、劣等感が生まれてくるだけ。

そして精神的な負担やストレスは、自立神経に影響して抗利尿ホルモンの分泌を乱すことにもつながりかねません。

子どものストレスを増やさないためには、まずママが「悩んでもしょうがない、いつかはなくなるんだ」と開き直って、気持ちを楽にもって接してあげましょう。

また、おねしょさせたくないからといって、子どもを夜中に起こしてトイレに連れていくことは止めてください。

寝ているところを強制的に目覚めさせると、熟睡している間に分泌される抗利尿ホルモンの分泌が抑制されてしまいます。

膀胱もおしっこをいっぱいに貯めることで大きくなるので、貯まる前にトイレに連れていってしまうことは、膀胱の成長を遅らせてしまうことにもなります。

親は失敗させないため、よかれと思ってやっていることが、大事なホルモンの分泌の思わぬ邪魔になることもあるのです。

「叱らず」「焦らず」「起こさず」が「おねしょ3原則」と覚えておきましょう。

おねしょを減らす生活習慣とは?

昼間元気に遊んで、夜ぐっすり眠れば抗利尿ホルモンの分泌が増えて自然とおねしょは減っていきます!

(1)ぐっすり眠りましょう

お風呂に入って体を暖めて、トイレでおしっこを済ませ、布団に入ってから絵本を読んであげたりといった「お休みの儀式」をしてあげることで、子どもは安心して眠ることができます。

(2)午後からは水分を控えめにしましょう

午前中にしっかりと水分をとり、午後からは控えめにし、夕食後はできるだけ制限するのも一つの方法です。ただし、汗をたくさんかく夏場の熱中症対策が必要な時期は、十分な水分補給が必要です。また、無理な制限は「ぼくはおねしょをするから水を飲んじゃいけないんだ」と子どものストレスになったり、健康にも良くないのでやめましょう。

(3)食事は規則正しく、塩分は控えめで

寝ている間の抗利尿ホルモンの分泌を促すためには、3度の食事を規則正しくとることが大切です。

とくに、夕食の時間は遅くならないように注意してください。

食後すぐに眠ると、睡眠中の血糖値があがって、抗利尿ホルモンの分泌が抑制されてしまうのです。

また、塩分を多くとると、おしっこの量が増え、さらにのども渇きやすくなるため余分な水分をとりやすくなるので控えめにしましょう。

(4)冬場は後戻りしやすいのでケアが大事

季節の変わり目はおねしょをしやすくなります。

特に冬場は、寒さで自律神経が刺激を受けて抗利尿ホルモンの分泌量が減ってしまいます。さらに、寒さで膀胱の容量が縮小するのに、汗をかかないのでおしっこの量が増えます。

だから、秋から冬にかけてはおねしょが悪化しやすいのですね。

対策としては、寝る前にお風呂で体を温めて、寝具も温めておいてあげると良いでしょう。

(5)早寝早起き、昼間はしっかり運動!

早寝早起きの生活習慣は自律神経の働きを整えることにつながります。

また、昼間しっかり運動すれば、夜にぐっすり眠れるようになるでしょう。

スポーツクラブなどに参加して、たっぷりエネルギーを発散するのも一つの方法です。

(6)子どもの自尊心を大切に

高月齢になればなるほど、おねしょをしてしまうとストレスがたまるものです。

ママが布団を干したりと、自分のおねしょの片づけをする姿を見るのが嫌で、自分から紙のおねしょパンツを履いて寝ると言う子どももいます。

でも、ベビー用のおねしょパンツに自尊心を傷つけられている場合もあります。

何を履いて寝るのかなど、子どもと良く話し合うことが必要ですね。

以上を踏まえて、しっかりとした睡眠をとり、生活リズムをつくってあげてください。

集団で外泊するときは

幼稚園や小学校などへ通うようになると、キャンプや合宿など、集団で泊まる機会が増えてきますよね。
「みんなの前でおねしょしちゃったらどうしよう……」
そんな不安を取り除くためには準備が大切です。

 

まず、引率の先生に相談しておけば、良い対策を考えてくれるはず。
そして、万が一おねしょをしてしまっても大ごとにならないように、おねしょ用のパンツなどを使うと良いでしょう。
自分でまるめてビニール袋に入れればこっそり持ち帰れます。
また、本人があまりにも不安がるようだったら、事前に親戚の家やママの知り合いの家にお泊りして、おねしょパンツの使い方、後処理の仕方を練習しておきましょう!

布パンツ?紙パンツ?選び方は子どもの気持ち第一で!

昼間元気に遊んで、夜ぐっすり眠れば抗利尿ホルモンの分泌が増えて自然とおねしょは減っていきます!

昼間のトイレは自立していてもおねしょだけはまだしてしまう、そんな時期の子どもにはもうちゃんと自我が芽生えています。「おむつのほうがおねしょをしても漏れないので安心してよく眠れるから、おむつをして寝たい」と思う子どもがいる一方、「昼間はもうおむつをしていないんだからおむつは嫌だ、(布)パンツで寝る」と主張する子どももいます。親の都合を押しつけるのではなく、紙パンツ・布パンツのどちらで寝るかは、子どもの意志を尊重してあげましょう!

ただ、おねしょをしてしまうと、子どもはストレスになってしまうもの。

平気そうに見えても、内心は落ち込んでいるものなんです。

ママも叱らないように努力していても、たびたび失敗が重なれば、布団を干したり洗濯に追われてグチを言ってしまうことがあるかもしれません。

その様子を見ていた子どもがさらに負担に感じてしまうことも。

そんなときは、無理をせずにおむつを使うほうがいいかもしれませんね。

update : 2018.10.01

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