おねしょが減らないときは

おねしょが減らないときは

おねしょがなかなか減らず長引くと、誰よりも子ども本人のストレスがたまっていってしまいます。幼稚園に通うようになれば外泊の機会も増えるかもしれませんし、さらにおねしょが負担になってしまいそうです。
早くおねしょを減らして、ストレスもなくしてあげたいものですね。

おねしょが長引く原因は、(1)夜の抗利尿ホルモンの分泌が少ないこと、(2)膀胱の容量が少ないこと、(3)意識的におしっこをするための排尿調節機能が未熟なこと、(4)子どものストレスなどが考えられますが、幼児期(6歳未満)のおねしょは(1)と(2)が克服できれば自然に改善される場合がほとんどです。

そのためには、ママやパパが生活習慣を整えてあげることが一番の近道です!

おねしょの記録(表)をつくりましょう

子どもの発達状況を把握して、おねしょの卒業時期を知るためにおねしょの記録をつけてみましょう!

チェックするのは、一晩に合計2~3回。

おねしょの量を量るにはおねしょ用の紙パンツを使うと便利です。

子どもが寝てから2~4時間後に1~2回と、明け方、子どもが目覚める直前にチェックしますが、ママが寝不足にならない範囲でしてください。

また、前述のように、子どもを夜中に起こすのは抗利尿ホルモンの分泌を妨げるので、起こさないようにそっとやりましょう!

記録に必要な表をダウンロードできますので、ぜひ利用してみてください。

さあ、それではチェックのポイントを見ていきましょう!

「量」をチェック

子どもが寝てから2時間後の時点でおねしょがなかった場合は、1~2時間後にもう一度チェックします。

おねしょがあったときは、おねしょパンツを替えてあげて、濡れたおむつをビニール袋に入れてはかりで計量してください。全体の重さから、おねしょパンツとビニール袋の重さを引いた値がおしっこの重さです。おしっこの重さを表に記入しましょう。

これを繰り返せば、一晩にしたおしっこの重さが出てきますね。

おしっこの重さ(グラム)はおしっこの量(cc)とほぼ同じになります。

おしっこの重さ(量)のはかり方

1.用意するもの

  • ビニール袋
  • 紙のおねしょパンツ(オヤスミマン)
  • キッチン用の1kgまで測れるはかり

2.はかり方

1)おねしょパンツとビニール袋の重さを測ります。

2)おねしょをしたおねしょパンツをビニール袋に入れます。

3)おねしょパンツを入れたままビニール袋の重さを測ります。

4)3)で測った重さから1)で測った重さを引くとおしっこの重さ(量)が分かります。

※紙のおねしょパンツとビニール袋の重さはほぼ一定ですから、一度計量して記録しておけば、あとは固定値を引くだけで、おしっこの重さがわかります。

【注意】

おしっこの重さ(グラム)はおしっこの量(cc)とほぼ同値です。

おねしょの時間帯と1晩の回数を正確に把握することは困難です。そのために、夜中頻繁にチェックしたりすることは子どものためにも、ママのためにも負担が大きすぎますので、やめましょう。おねしょの記録表には、チェックした時間におねしょがあれば●印を記入し、おねしょの量をグラム数で併記します。おねしょがない時は×印を記入します。子どもの就寝後1回~2回と明け方のチェックで、それぞれのチェック時点でおねしょがあったか、なかったがわかれば充分です。就寝後何時間おねしょがなかったのか、明け方までもちこたえることができたのかどうか、それがわかれば充分参考になります。

「頻度」をチェック

毎日していたおねしょが、1日おき、週に1~2回、月に1~2回と減ってきていれば、夜の排尿機能は成長してきている証拠です。

記録表からおねしょ卒業の時期がわかります

一晩のおしっこの量が200cc(200グラム)未満になってくれればもう大丈夫!

抗利尿ホルモンの働きでおしっこが減ってきています。

それでも明け方におねしょをする子どもの場合は、膀胱の容量が追いついていないためです。

また、毎日おねしょをしている子どもでも、だんだんと時間帯がずれてきたり、一晩に何回もしていたおねしょの回数が減ってきたりと変化してきます。

就寝後2時間以内にしていたおねしょが3~4時間もつようになったり、就寝後と明け方の2回していたおねしょが明け方だけになってきたら確実に夜間の排尿機能が発達してきている証拠です!

ただし、冬場は寒さのせいでおねしょをしやすくなるので、季節の変動を考慮してくださいね。

前の年の同じ月の記録と比較するようにしないと、発達の推移をよみ間違えることがあります。

この「おねしょ記録」は、ママだけでなく、子どもも一緒に作っていくことで自分が少しずつ進歩しているのだということを感じることができます。
「寝てからすぐおねしょしていたのが、明け方までしなくなってきたよ」「おねしょの量が減ってきたよ」と体の発達を伝えて評価してあげましょう。
そして、おねしょのなかった朝は「よかったね」と褒め、あった朝は「昨日は寒かったからね」などと理由を見つけて励ましてあげましょう。

 

そうすることによって、漠然とした「おねしょが治らなかったらどうしよう」という不安を取り除いてあげることができるのです。

6歳過ぎても毎晩おねしょをするようなら専門医へ

長い目で様子を見ても「これは?」と思ったら医師の診断を仰いでみましょう。

6歳になっても、ほぼ毎日おねしょをするようだったら、一度専門医(小児科・泌尿器科)のもとへ行って見ましょう。
また、幼児期に少なくとも1年以上おねしょをしなかったのに、学童期になってから再び始まった二次性のおねしょも、専門医のもとへ。

 

学童期のおねしょは、単なる生理機能の発達の遅れではなく、機能障害に原因がある場合もあるのです。
(利尿機能の発達障害、神経内分泌系統の発達障害、自律神経系の障害、ストレスによる心身症の障害など。)

 

学童期に入ると、家族以外の人間関係も出てきて、おねしょはより深刻な悩みになっていきます。
自然に治るのを待つのは時間がかかり、その間にストレスもたまってしまいます。
早めに診断を受けて、適切な治療と指導を受けることが大切です!

update : 2018.10.01

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