赤ちゃんの生活リズムと過ごし方

生活のリズムはどうやってつける?

赤ちゃんの1日のリズムも少しずつ変化し大人のリズムに近づいていきます。同様に、食事や睡眠、遊びの時間や内容も変わっていきます。ママのちょっとした気遣いや、働きかけで規則正しい生活の習慣を覚えさせてあげましょう。

生活のリズムって?

大人のリズムが影響します

そもそも生活のリズムとはどんなことで、なぜ必要なのか知っておきましょう。

食事のリズム

授乳は赤ちゃんなりにおおよその間隔が決まってくる

おっぱいを欲しがるときに飲ませていると、次第に時間が決まってきます。これが自律授乳です。

離乳食がスタートしたら

母乳やミルクは自律授乳で飲みたいときに飲ませますが、離乳食は時間を決めて1回、2回、3回と進めて、大人の食事の仲間入りをさせていきます。

食事のリズムをつけるには

リズムが定まらないのはさまざな要因があります。ケース別に対処法をご紹介します。

睡眠のリズム

昼と夜の区別をつけよう

「おはよう」「おやすみ」の声かけなど、昼と夜の違いを少しずつ、覚えさせていきましょう。

早寝早起きの習慣を

よい習慣は早くから身に付けさせたいもの。体調の管理にもつながります。

寝かしつけ便利グッズ

なかなか寝付いてくれない赤ちゃんのためのお助けグッズを紹介します。

睡眠のリズムをつけるには

寝かしつけや昼間の過ごし方など、リズム作りのためにできる工夫をご紹介します。

昼間の過ごし方

お散歩や公園へ出かけよう

外気浴も兼ねて、お散歩へ。公園でのんびりすれば、ママにとっても気分転換になります。

お部屋で体を使って遊ばせよう

昼間、起きている時間はお気に入りのおもちゃを与えて。体を使っていっぱい遊べば、疲れて夜はぐっすり。

テレビに子守を任せない!

視覚、聴覚への刺激になるテレビですが、長時間見せ続けるのはNGです。

生活のリズムって?

私たちはあたりまえのように「生活のリズム」をとっているように見えますが、それは本来生まれ持ったものなのでしょうか?まずは生活のリズムの基本を知っておきましょう。

大人のリズムが影響します

人の体は、昼間は活動し(遊び)、食事をとり、夜間は静かに眠るようになっています。これが生活のリズムの基本です。

生まれて間もない頃は昼も夜もなくおっぱいやミルクを飲んだり眠ったりですが、親が生活のリズムの基本を理解して赤ちゃんと接しているうちに、赤ちゃんも次第に昼と夜のリズムにのって眠ったり飲んだりするようになります。

親が夜更かしだと、赤ちゃんもそれにそって健全な生活リズムがつきにくくなってしまうことを知っておきましょう。

食事のリズム

食事の時間を決めることは大人にとっても時間を区切る、ちょうどいいタイミングですよね。赤ちゃんも同じように食事、つまり離乳食の時間を固定すれば、生活のリズムがつけやすくなります。

授乳は赤ちゃんなりにおおよその間隔が決まってくる

生後1ヶ月頃までの授乳回数は1日8~14回と言われます。8回と14回の赤ちゃんでは、当然、1回に飲む量も間隔も違い個人差があります。時間を決めつけないで、赤ちゃんが飲みたがっているときに授乳をしましょう。これが自律授乳で、平成19年4月に厚生労働省が発表した「授乳・離乳の支援ガイド」でも勧めています。3ヶ月頃になるとその赤ちゃんなりに飲む時間が決まってきます。この頃には赤ちゃんも飲み方が上手になり、短時間でたくさん飲めるようになります。もう栄養は十分なのに、それでもまだまだ甘えて「遊び飲み」する子もいます。1回の授乳時間は赤ちゃんの様子を見て。「もう十分飲んだな」と思ったら、ゲップをさせて「おしまいよ」と合図しましょう。

離乳食がスタートしたら

母乳やミルクと並行して生後5~6ヶ月頃から1日1回の離乳食がスタート。7~8ヶ月頃から1日2回、9~11ヶ月頃には3回になります。主な栄養源が、母乳やミルクから、離乳食へと進むにつれ、授乳の回数も減っていきます。離乳食の時間は固定しましょう。食事を中心とした1日のリズムがつけやすくなります。食事の前にはぬれタオルなどで手を拭き、「いただきます」。食後には口元や手をぬぐって、「ごちそうさま」と声をかけるようにしましょう。

食事のリズムをつけるには

決まった時間に離乳食を食べさせようと思っても、赤ちゃんはマイペース。よくあるケースごとに、どのように対処すると良いかをご紹介します。

授乳の場合

〔ケース1〕遊び飲みのくせがついちゃった!

20分で切り上げるようにして、次の授乳はおなかが空くまで待ちましょう。

〔ケース2〕おっぱいの途中でうとうと

眠いときは寝かせてあげましょう。背中をトントンと叩いて起こし、ゲップをさせてから布団で寝かせます。

離乳食の場合

〔ケース3〕遊びに夢中になると食事しようとしない

決まった時間にテーブルに座らせ、「さあ、ごはんよ」と声をかけて、少しだけでも口に運んであげましょう。毎日繰り返すうち、食事の時間を体が覚えてくれます。

〔ケース4〕食が細く、少ししか食べない

新しい食事なのではじめは見向きもしないことがあります。それでも少しでも食べれば成功ですから、そのときは無理せず、おっぱいやミルクを飲ませましょう。

毎日繰り返しているうちに離乳食も食べるようになるものです。離乳食が進んで3回になった頃、急に食べなくなっておっぱいやミルクばかり飲むことがあります。それでもやがては離乳食に戻るものです。

また、もしかすると運動不足かも。体をもっと動かしてみましょう。散歩の時間を長くしたり、室内で思いっきり遊ばせるなどをしたりして、おなかを空かせましょう。

〔ケース5〕外出するとリズムが狂う

環境が変わると食事や睡眠のリズムが狂うことがあります。元に戻るのに2~3日かかることも。でもこうやって徐々にしっかりとした生活のリズムが身に付いていくので、ママがあせらず「おでかけして環境が変わったせいなんだ」ととらえて、もとのリズムに戻るのを待ちましょう。

睡眠のリズム

離乳食のスタートに合わせ、昼と夜の区別をつけ、睡眠のリズムも覚えさせていきましょう。寝る時間が定まってくると、自然と生活のリズムも規則正しくなり、健やかな成長につながります。

昼と夜の区別をつけよう

朝になったら、まず、カーテンを開けて、自然の明るさをお部屋に取り込みましょう。赤ちゃんが目を覚ましたら「おはよう」と声をかけましょう。反対に夜眠るときには、パジャマに着替えさせて、「おやすみなさい」の一声を。また、極端に暑かったり寒かったりするときは別ですが、室温をエアコンで一定に保つのではなく、夜はオフにするなどして、気温の変化を肌で感じさせてあげることも大切です。そうすることで、抵抗力がつくとともに、体温調節機能も発達していきます。

早寝早起きの習慣を

宵っ張りの朝寝坊。そんな子ども達が増えているといいます。理由は大人の生活に合わせて遅い時間に夕食を取り、深夜まで起きているからだとか。両親とも働いていれば仕方のない場合もあるでしょうが、これが体調にも影響を及ぼすことも。睡眠時間のまとまってくる7~8ヶ月頃から、早寝早起きを心がけ、よい習慣を身に付けさせましょう。できるだけ、夜8時頃か遅くとも9時ぐらいまでには布団に入らせ、寝かしつけるようにしましょう。

寝かしつけ便利グッズ

赤ちゃんをやさしく眠りに導く便利なグッズをご紹介します。

ベッドメリー

オルゴールのやわらかい音色と、くるくる回るモビールに夢中になっているうちに、眠りにつきます。

胎内音オルゴール

ママの胎内の音を鳴らすオルゴール。なじみ深い音にリラックスします。

ベビーモニター

赤ちゃんの枕元に発信器を取り付け、離れた場所にいても受信機が赤ちゃんの声をキャッチ。双方向タイプなら、ママの声を聞かせられます。

ベビーラック

お昼寝用に。リビングや食卓でも使えます。体重でシートがたわみ、ほどよい揺れが眠りを誘います。

睡眠のリズムをつけるには

「決まった時間に就寝」といっても、そうそう思い通りには眠ってくれません。寝かしつけるときや、昼間の過ごし方など、いろいろ工夫してみましょう。

工夫1>背中をトントン叩く

一定のリズムで、やさしく眠りを誘いましょう。

工夫2>日中は思いっきり遊ばせて疲れさせる

外でも室内でも思いっきり体を使って遊ばせましょう。

昼間にいっぱい遊べば、夜は疲れてぐっすり眠れます。

工夫3>昼寝を短めに切り上げる

赤ちゃんが昼寝をするとき、部屋を暗くしたり静かにしたりしないで、いつもの部屋の雰囲気にしておきましょう。それで目が覚めるならそれでよいのです。3時を過ぎても昼寝が続くと、夜の眠りに影響してしまいます。

工夫4>抱っこやおんぶで寝かしつけ

「抱きぐせ」なんて気にせず、ぐずっているときは抱っこやおんぶで落ち着かせましょう。ママの体温と鼓動を感じて静かに眠りにつけます。

昼間の過ごし方

食事のリズムを柱に、できるだけ同じようなリズムで毎日を過ごさせてあげましょう。お散歩や公園で遊ぶのは赤ちゃんも大好きです。また、月齢と発達に合ったおもちゃを与えれば、遊びに夢中になり、起きている時間も長くなります。

お散歩や公園へ出かけよう

2ヶ月になると、ベビーカーで出かけられるようになり、赤ちゃんと一緒にお散歩を楽しむことができます。最初は短い時間から、様子を見て少しずつ、時間を延ばしていきます。おすわりができるようになったら、公園の砂場で遊ばせてみてもいいでしょう。もちろん、目は離さず、近くで支えられる距離に。外へ出ることは、赤ちゃんにとってもママにとってもいい気分転換にもなります。家に帰ったら水分補給をして、お昼寝をさせてあげましょう。

お部屋で体を使って遊ばせよう

だんだん起きている時間が長くなってくる3ヶ月頃からは、日中起きている間は、ベビーラックなどに座らせておくのもいいでしょう。スペースがなければ、ベビー布団のマットを明るいお部屋に持ってきて、プレイスペースに。ねんねの頃は、ママが手足を動かしてあげるだけでも十分な運動になります。はいはいが始まったらプレイサークルやゲートで、遊び場を確保します。赤ちゃんは遊びの中で、五感や運動能力、物の認識力などをつけていきます。体をめいっぱい使って遊べば、おなかも減って食事も進みますよ。

テレビに子守を任せない!

赤ちゃんも小さな子どももテレビは大好き。静かに見ていてくれれば、ママも家事がはかどります。だからといって、ずっとテレビの前に座らせておくのはやめましょう。視覚や聴覚への強い刺激が続くのは、心身ともによくありません。生活のリズムもくずれがちになります。もちろん、短時間なら見せても問題ないので、上手に利用しましょう。ただしテレビの刺激は一方通行なので、ママが一緒に見て「おもしろいね」「これなんだろうね?」など話しかけながら見るようにしましょうね。テレビだけに頼らず、音楽や絵本など、いろいろ試してみるといいでしょう。

update : 2018.10.01

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